授乳しても泣き止まず、だんだんエスカレートする
授乳しても落ち着かず、泣きながら口を離したり再び欲しがったりを繰り返し、だんだん泣き方が激しくなっていく赤ちゃん。
「母乳が出ていないから怒っている」のではありません。
生理学的には、母乳は、授乳直後に生産スピードが最も速くなります。
また、授乳直後でも、完全に空っぽになることはほとんどないのです。
参照
このような授乳のサインが見られる場合、考えられる原因と、対処法をまとめます。
①「寝ぐずり」の可能性
眠いなら寝ればいいのに、赤ちゃんは、眠くなるとなぜか激しく泣くこともあるのです。
赤ちゃんが眠くなってきたサインを無視すると、徐々に泣き始め、タイミングが遅すぎると、パニックのような暴れ泣きをして落ち着かせるのが困難になることもあります。
眠たいサインの例
・そわそわする
・落ち着きなく手足を動かす
・困ったような泣きそうな表情をする
・不穏な空気が漂っている
など
眠たいサインに注意して見分けられるようになると、初期の段階で授乳や抱っこや寝かしつけを始めることで、スムーズに寝られる確率が上がるかもしれません。最初は眠いサインがどんなものかはサッパリ分からないと思いますが、サインに注目していれば、徐々にその子のパターンが分かってくるかもしれません。
寝ぐずりは、「ぐずり始める前に寝かしつけを開始する」のが、親も子も楽な対処法だと思います。
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「抱っこしている間は寝るけど、置くとすぐ起きて、一日中ひっきりなしに寝ぐずりし、なんだかいつも不機嫌」な赤ちゃんは…
たとえば「今日は一日抱っこしっぱなしにする!」というくらいの覚悟で、3時間とか6時間とか、可能な範囲で、できるだけ長く密着し続けることで、赤ちゃんが好きなタイミングで好きなだけ寝られる時間を作ってあげると、少し落ち着くかもしれません。
そこから仕切りなおして、サインを読み取る練習を始めると、母子ともにいいペースに入れるかもしれません。
最初は、入眠も寝かしつけも、お互い上手にできなくても自然なことです。
②母乳過多で後乳がほとんど飲めずに、満足度が低い/お腹が苦しい可能性
授乳の仕方を工夫することで、飲み過ぎと母乳過多の両方を、一度に改善することができます。
授乳がバトルのようになる・いつも泣いてばかり・うんちが緑色、などのサインがある場合は、【母乳過多・過飲症候群・乳糖不耐症?見分け方】で原因と対処法をチェックしてみてください。
③たそがれ泣きの可能性
特に、月齢1-3ヶ月頃の赤ちゃんで、1日のうち、ある時間帯だけ激しく泣く場合は、【たそがれ泣き】の可能性があります。黄昏泣きの場合は、授乳しても抱っこしても、もう何をしたって、泣き止まないかもしれません。
他にも赤ちゃんによって様々な理由があるかもしれません。いくら授乳しても泣き止まない場合、つい母乳が足りないんじゃないかなと思ってしまいますが、十分な母乳が飲めているどうかの判断は、【母乳不足の判断方法は2つだけ!】を心に留めつつ、冷静に対処したいものですね。
母乳育児はスキルが重要!
この記事では、「乳房への吸着」に焦点を当てています。楽に授乳する方法は、タグ#ポジショニングをどうぞ。
授乳頻度や授乳回数などについての疑問は、【「母乳育児が軌道に乗る授乳方法」のやり方・疑問・悩み|まとめ】をチェックしてみてくださいね。
2017/5/13更新
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いつも苦しそう・体をよじってうなる・大量の吐乳(生後25日)
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大量の吐き戻し
うなり
機嫌がいい時が少ない
ギャン泣き
昼寝が不得意
横にすると体をよじってうなる
自分からおっぱいを離さない
4時間の時間割では効果が薄い
ポンピング&時間割授乳法をやってみた