母乳不足かどうかを判定できる手段はこの2つだけ!

母乳不足をあおる迷信的アドバイスはたくさんありますが、

WHOのガイドラインには、本当に哺乳量が少ないことを判断できるサインとは何なのか、はっきり書いてあります。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第7章 乳房の管理と母乳育児におけるさまざまな障害

7.10 母乳の不足と不足感

 

<哺乳量が少ないサイン>

赤ちゃんが十分な母乳を飲めていないことを示す、信頼できるサインは以下の2つです。

胎便(粘着性の黒い便)が産後4日間出続ける時も、赤ちゃんが十分な母乳を得られていないサインです。

 

つまり、これ以外の理由で、母乳不足だと正確に判断することはできないのです。

これ以外の理由で母乳不足と言われたら、右から左に流してしまいましょう。

 

母乳育児に必要なのは、運や根性より知識とスキル

哺乳不足の原因としてよくあるのは、母乳の生産能力は十分だけど、授乳スキルが不十分なこと。母乳育児は母子の組み合わせによって最適化する必要があるため、最初からスムーズにいかなくても自然なことです。

増えない体重・多すぎる授乳回数・長すぎる授乳・おっぱいの痛みを解決するには、ポジショニングのスキルが欠かせません。

哺乳量が少ないサインには当てはまらないけど母乳が足りない気がする場合は、母乳不足感の知識が、迷信を撃退する助けになります。

 

2017/2/20更新

 

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