「泣くたび授乳」は、遅すぎる!「サイン授乳」のやり方

大昔に3時間おきなどの「定時授乳」が流行しましたが、「赤ちゃんが泣くたび授乳しましょう」も、もう古いのです。

赤ちゃんが泣くのは、最終手段であり、すでにせっぱつまっている状況になってしまっているということです。

 

その前に、赤ちゃんは「サイン」を出しているそうです。それはどんなものでしょうか?

<授乳のサイン>

●step 1

哺乳の準備ができた赤ちゃんは、まだ目が覚める前からでさえ、サインを出します

最初は、体の一部をぴくぴく動かしたり、くねくねさせたり、頭の向きを変えたり、睡眠中にもぞもぞと落ち着きをなくしたりします。

手が顔の近くにあれば、手で顔をこすり始めたり、手や、口の近くにあるものを吸おうとしたりもします。

 

●step 2

もし、この初期のサインが無視されれば、赤ちゃんは鼻をくんくん言わせたり、少しイライラした様子を見せたりし始めます。

 

●step 3

もしそれも無視されたら、最終的には最大音量まで徐々に泣き始め、栄養がとっくに必要になっていることを知らせようとします。

 

母乳育児の経験があり、いつも赤ちゃんの近くにいて要求をすぐに察知して、サインが初期のうちに授乳を開始するようなお母さんは、赤ちゃんが不機嫌になったり、ぎゃん泣きしたりすることはありません

 

<原文>

Lisa Marasco, BA, IBCLC and Jan Barger, MA, RN, IBCLC. Examining the Evidence for Cue feeding of Breastfed Infants

 

赤ちゃんがもぞもぞし始めたら、「おや?」と注意して見てみるといいんですね。

 

「泣くたび授乳」をしていると、いつまでも赤ちゃんのサインには気づけないようです。

「赤ちゃんが、いつおっぱいを欲しがっているのか分からない」お母さんが少なくないのは、単純に、経験がないからなんでしょう。

 

でも、「サイン授乳」を心がけていると、それに気づく能力やセンスが磨かれていくんだそうです。

 

体力があるタイプの赤ちゃんなら、待っていれば毎回泣くかもしれないけど、体力がないタイプの赤ちゃんなら、step 1くらいで再び眠りに落ちてしまうかもしれません。

つまり、「泣くたび授乳」では哺乳不足になってしまう危険性もあるんですね。

 


<sumireの経験談>

私が第一子を出産した病院では、泣くたび授乳を指導していて、私も「赤ちゃんが欲しがるたびにあげたい」と思って、泣くたびに授乳していました。

なので、サインなんて全然気づくことができませんでした。

でも、今、振り返ると、「あ、あれはサインだったのか!!」と思い当たることがあるんです。

 

●思い出①

出産当日、産まれたばかりの赤ちゃんを「なんちゃってカンガルーケア(母子共に服を着たまま)」している時に、赤ちゃんはしきりに手をなめたり、顔中にこすりつけたりを、ずーっとしていたんです。

それを見て、「元気だなー。かわいいなー。」と母になった私は微笑んでいたのですが…いやいや、ながめていないで授乳してあげなさいよ!と突っ込みに行きたいです。

今でも心残りです。

 

●思い出②

夜、二人で眠っている時に、赤ちゃんがもぞもぞし始め、同じ布団だったので、私はそのわずかな動きに気づいて目が覚めて、ついでに授乳しとこうかなと準備をしたけど、「でもまだ泣いてないけど(完全に覚醒していないけど)あげていいの?」と迷ったことが何度かあります。

偶然、「ベストタイミング」で授乳できた、数少ない経験だったんだな…と今では思います。

 

私の子どもは体力があるタイプだったので、毎回泣いてくれましたが、「うちの親は鈍感だから、泣かないと気付かないのよ!」と、「よく泣く子」に磨きがかかったような気も。

結局、早め早めの対処が、親も子も楽ちんな生き方なのかもしれません。

 

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