正しいやり方は痛くない!手で搾乳する方法

手で搾乳しても全然出ない、または搾乳は痛い、というイメージはありませんか?

正しい仕方で搾乳できれば、痛くなく、楽に、より多く搾乳することができるんです。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第4章 産科施設における、乳児の栄養法の管理と支援

囲み記事No.7

 

お母さんがするべきこと

  • 搾乳には清潔で、よく乾燥させた、口の広い容器を使います
  • 手をきれいに洗います
  • お母さんは快適な姿勢で、立つか座るかし、容器を乳首の下に固定します。
  • 親指を乳房の上側、人差し指を下側になるように、乳頭からそれぞれ4 cm離れた所あたりに添えます。
  • 指で圧迫したり力を緩めたりを数回行います。

    母乳が出てこない場合は、親指と人差し指を添える位置を、
    乳頭を中心にして少し離したり近づけたりして、数回圧迫してみます。

    痛い場合は、やり方が間違っています。
    最初は母乳は出てこないかもしれませんが、数回圧迫した後に、母乳がぽたぽた出始めるでしょう。
    強いオキシトシン反射が起こると、ぴゅーっと出てくるかもしれません。

  • 指の位置を変えながら、360°まんべんなく圧迫します。
    このとき、常に親指と人差し指は乳頭からそれぞれ同じ距離になるように乳房に添えます。
  • ぽたぽた出る母乳の速さがゆっくりになるまで搾ります。
  • 左右の乳房から、5-6回繰り返して搾乳します。
  • 搾乳を始めた時より、母乳がぽたぽた落ちる速さが遅くなって、出なくなったら搾乳をやめます。
  • 搾乳する時に、指で肌を擦ったり、指を肌の上で滑らせたりしないようにしましょう。
  • 乳首自体を絞ったり、つねったりしないようにしましょう。

 

オキシトシン反射が起こると、奥に溜まっている母乳も筋肉の力で外に出せるので、楽に、たくさん搾乳できます。

 

オキシトシン反射は何回も起こるので、 「両方の乳房を一回ずつ搾って終わり」にせずに、「左右の乳房から繰り返して搾乳する」ことで、効果的な母乳の除去と搾乳量アップが期待できるかもしれません。

ぜひオキシトシン反射を利用して、乳房にも搾乳を手伝ってもらいましょう。

 

また、母乳は、「ぽたぽた出れば上手に搾乳できている」ということです。

母乳がびゅーびゅー出るかどうかは、オキシトシン反射の強さによるので、母乳の生産量が多いか少ないかは関係ありません

オキシトシン反射の仕組み

オキシトシン反射の起こし方

 


<搾乳にかかる時間は?>

手で効果的に搾乳するための時間の目安は、しっかり搾乳したい場合で20-30分のようです(1往復あたり数分~5,6分程度)。

母乳はホルモンが出れば出る!一度止めた母乳を再開する方法

それ以上時間をかけても、負担が大きい割に効率は良くない可能性があります。

オキシトシン反射が強い場合は、もっと短く済むかもしれません。

 

搾乳にはコツが必要!

搾乳の飲ませ方・搾乳量・搾乳の保存期間などの基礎知識から、搾乳量を増やすためのコツや搾乳生活を楽にする裏技まで、タグ搾乳から読むことができます。自分たちに最適な、負担の少ないやり方を見つけられるといいですね。

 

2017/1/30更新

関連記事

理系育児オススメ記事

ページ上部へ戻る