搾乳の基本知識と搾乳量アップの仕方
搾乳はどのくらいの期間、保存可能か知っていますか?
室温でも、ある程度保存できるのです。
搾乳量を増やすコツもあるようです。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第4章 産科施設における、乳児の栄養法の管理と支援
4.5 授乳の仕方を教える
ヘルスワーカーや授乳のカウンセラーは、お母さんに次の基本的原理を説明しましょう。
- 搾乳は、毎回両方の胸で行うこと。
- 搾乳は、水と石鹸できれいに洗ったコップなどに搾ること。
- 搾乳した日時を記録して保存すること。
- 搾乳は室温で8時間、冷蔵庫で24-48時間、冷凍すれば3カ月間保存可能なこと(21)。
<オキシトシン反射の促進>
搾乳をする前には、搾乳量アップのために、オキシトシン反射を促進しましょう。
自分の赤ちゃんのことを考えたり、
もし近くにいれば赤ちゃんを見つめたり、
または赤ちゃんの写真を見たりしながら、
自分で軽く乳房をマッサージしたり乳首を刺激したりすることでできます。
背中の肩甲骨の間の脊椎の両側をマッサージしてもらうこともいいのです(図12)。
搾乳前にオキシトシン反射を起こすための刺激の仕方は、手のひらで乳首をささっとなでるだけでもいいそうです。
乳首の組織が伸びると、神経細胞が反応してオキシトシン反射が起こるんだとか。
搾乳にはコツが必要!
搾乳の飲ませ方・搾乳量・搾乳の保存期間などの基礎知識から、搾乳量を増やすためのコツや搾乳生活を楽にする裏技まで、タグ搾乳から読むことができます
2017/1/31更新
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