産後おっぱいがゴリゴリに!乳房の膨満|原因と対処法

「産後数日経って、乳房がパンパン・ガチガチになり、授乳すると楽になる」

という症状の、原因と対処法です。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第7章 乳房の管理と母乳育児におけるさまざまな障害

7.1 満タンのおっぱい

<症状>

産後3-5日に、母乳が「come in(生産が始まった)」の状態になると起こります。

お母さんは不快に感じ、乳房が重く、熱く、固く感じます。

しこりだらけになることもあります。

母乳はよく出て、乳房からしたたることもあります。

 

<原因>

これは正常な膨満です。

 

<対処法>

赤ちゃんが上手に乳房に吸着することと、母乳を除去するために、頻繁に授乳することが必要です。

授乳後は膨満感が減り、数日経てば赤ちゃんが必要なだけの量に母乳の生産が調整されて、もっと快適になります。

 

授乳すると楽になる場合は、問題のない膨満なんですね。

授乳しても楽にならない場合は?→※乳房の怒張|原因と対処法

 

この時期に、赤ちゃんにミルクを足してしまうと、その分授乳量が減るので、乳房から母乳の除去が十分にできずに、母乳の分泌が減ってしまう(それ以上増えない)危険性があります。

乳房には母乳の生産量を減らす仕組みもあるからです。

 

また、赤ちゃんが飲んだ後も空になるまで搾乳して捨てていたら、いつまでも母乳の生産量が赤ちゃんの必要量に調節されず、過分泌が進む危険性もあります。

 

つまり、母乳の生産量をちょうどいい量に調整するためには、産後赤ちゃんが欲しがるだけ、母乳を頻繁に飲ませることが、最も重要なことなんですね。

 

母乳育児を軌道に乗せるために必要なのは、体質よりも知識とスキル! 

母乳の生産量をちょうどよくする授乳方法や、効率よく母乳を飲むためのスキルを身につけるには、ポジショニングが欠かせません。

母乳が増えたり減ったりする仕組みについては母乳の生理学もどうぞ。

書籍「ちょっと理系な育児(母乳育児編)」にも、母乳育児の立ち上がりやトラブル回避のための情報がまとめられています。

2017/2/10更新

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