母乳育児を軌道に乗せ直すための秘訣|混合栄養
まず重要な前置きですが、お母さんの体質が原因で母乳が出ないことは、まれです。
ほとんどの場合、母乳不足の原因は、主に次の2つに分けられます。
- 本当は母乳だけで足りているのに、足りないと思い込まされている(1番多い理由!)
- 授乳の仕方がよくないために、溜まっている母乳が赤ちゃんの口に入っていない(2番目に多い理由)
本来、ミルクは、医学的根拠をもとに、必要な赤ちゃんに、必要な期間だけ処方されるものです。
医学的根拠をもとに、医師や助産師に、量と回数と期間を詳しく指示されたのなら、それはその赤ちゃんにとって最適な栄養法のやり方として価値のあることです。
不安に思ったり不満に思ったりせずに、安心して、指示通りにミルクを補足することで、より順調に成長できる可能性が高まるでしょう。
ただ、現時点では、
- 授乳のカウンセリングをせずに「もっとミルクを増やしてみて」というような無責任な補足指示
- 「母乳不足感」にとらわれたお母さんの、自己判断による補足
が一般的になっています。
今回は、「やり方がよくないせいで混合栄養になっている」「母乳の割合をもっと増やしたい」お母さんのために、WHOのガイドラインをもとにした記事を書いていこうと思います。
授乳の仕方に改善が必要な場合のうち、ポジショニングや乳房への吸着の悪さが重度だと、熟練した授乳介助がないとどうしても軌道に乗せなおすのは難しいこともあるので、うまくいったらラッキーくらいの気持ちで試してみてください(スキルのある助産師さんに指導してもらえるとベスト)。
授乳の仕方について→※「母乳育児が軌道に乗る授乳方法」のやり方・疑問・悩み|まとめ
<いざ実践!>
2014/8/5更新
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