ブログ開設二周年
いつも読んでいただいている方も、初めましての方も、ご訪問ありがとうございます(^^)
このブログを始める頃、「この世に誕生するブログのほとんどが開設2年以内で更新されなくなる(?)」というようなことを聞いて、確かに2年間続けるって長いよな~と思った記憶がありますが、2年を超してなお、続けられそうです。
<記録>
4/14現在、このブログの人気記事トップ10はこんな感じになっています。
- 離乳食はいつから始めればいいの?WHOが推奨する補完食の開始時期 – 296,272 views
- 正しいやり方は痛くない!手で搾乳する方法 – 199,171 views
- 授乳しようとしたら泣いて嫌がるのはなぜ?授乳拒否の原因 – 197,854 views
- 授乳の間隔がこういう場合は黄色信号です – 184,433 views
- 乳児湿疹との付き合い方①湿疹の原因 – 168,706 views
- ●授乳回数が増えた?母乳を吐く?赤ちゃんの泣き方から分かる原因 – 143,018 views
- こんなサインから母乳不足とは判断しないでください – 127,422 views
- 母乳を2歳以上まであげるべき4つの理由 – 121,532 views
- 赤ちゃんの正常なウンチの量と回数 – 115,292 views
- 乳頭の亀裂や痛み|原因と対処法 – 113,480 views
1年前と似た顔触れではありますが、全部で500記事くらいある中で、「母乳を2歳以上まであげるべき4つの理由」が新しくトップ10に割り込んできました。
授乳は1歳でやめさせなければいけないというプレッシャーが一般的なのに、実は、可能なら2歳以上まであげた方が良いなんて、びっくりですね。周囲の「まだ飲んでるの?」コールに焦っているお母さんはたくさんいると思いますが、その声は古いんです。
とは言っても、現実には家族・友人だけでなく、乳児健診・歯科健診・保育園入園などあらゆる機会に断乳を指導されることも多いですし、専門家の意見に逆らって生きていくのはそれだけでストレスがかかるので、実践するのはなかなか難しいかもしれません。
まぁ、あえて「うちは好きなだけあげます!」と宣言までしなくても、こっそりあげ続けてもいいんじゃないでしょうか。
(理解のない相手には、「減らそうと努力してるしだいぶ減ってきました」というポーズをとっていれば、文句は言われにくいです。そして、しれっと好きなだけあげればいい)。
母親を取り巻く断乳プレッシャーに対抗する意図を込めて、タイトルに「あげるべき」と書いてありますが、実際には、1歳で卒乳する子も、知識を深く知ったうえでミルクを選択する家庭も、様々だと思います。
この内容を含めて誰もが正しい知識を得られることと、赤ちゃんの要求を含めて個々の考えが尊重されることが重要だとWHOは言っています。
また、母乳や補完食に関係する記事がほとんどの中、「乳児湿疹」の記事(経験談)は3つだけ書いたのですが、この3つともがトップ15に入っています。
小児科・皮膚科では「これを塗っておいて」「ステロイドは適量なら問題ない」などと言われるけど、そもそも、適量の判断が一番難しいので、乾燥肌の赤ちゃんは再発や悪化を繰り返しやすいんですよね。
そして巷には、「赤ちゃんの湿疹は母乳(母親の食事)が原因」「ステロイドは恐ろしい薬」などという情報があふれているので、心配の対象が広がり過ぎて大混乱になりがちです。
なので、まずは、ターゲットを「乾燥」に絞って(それ以外は無視)、これをやっつけてから、悩んでも遅くないんじゃないかなと、思考回路を整理しやすくするための記事になっています。
乳児湿疹の記事は、冬場にアクセスが急増します(ピークは1月頃)。冬は大人も乾きますよね…(切実)
<今後のこと>
この一年は、あまり記事を更新できませんでしたが、読みたい論文は溜まっているので、これからぼちぼち記事にしていこうと思います。
今後は2人目育児の経験を活かして、レビューやレポートなど実践的な内容も書きつつ、WHOガイドラインなどの内容を、より分かりやすく噛み砕いた記事も書きたいと思っています。
今までのパターンでいくと、そろそろ厚労省の「授乳・離乳の支援ガイド」が改訂される時期なので、そこでどのくらい変われるか(≒誰が策定委員として起用されるか)によって、今までの流れのまま続くのか、より合理的・実践的な考え方にシフトしていくのか、という転換期に来ていると思います。
トップダウンで適切な情報が流れるように祈りつつ、もう一度祈りつつ、こちらはボトムアップで一つ一つ迷信を片づけていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします(*^-^*)
コメント
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2周年おめでとうございます。
わが子は1歳2か月になりました。
今月から保育園に行っています。
周りのママ友は1歳前後から卒乳し始めています。
職場、保育園、知人の中では、1歳過ぎると
授乳に対して肯定的な雰囲気がなくなってきています。
でもこちらのブログのほうが温かく科学的と感じるので、
家では、ほしがるときに授乳しています。
いまの悩みは、日中仕事で搾乳の時間がとれないので、
乳腺が詰まりやすく
吸われるたびに片方の乳首が痛いです。
乳首のマッサージをしてくださる助産師さんのところに
通っていますが、すぐには治りません。
体が仕事と授乳の間隔に慣れていってくれればと思っています。
これからもブログの更新を楽しみにしています。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます(^^)
乳腺のつまり(≒母乳のキャパオーバー)を防ぐには、マッサージよりも、仕事中に、例えばトイレ休憩の30秒だけでも搾乳できると効果的だと思いますが、それも難しいでしょうか。
いわゆる「おにぎり搾り」と呼ばれている、乳首には触らずに乳房を手の平でゆっくり圧迫するやり方で、母乳のキャパオーバーを防ぐことが期待できます。
不快な張りが解消されるくらいが目安です。
もったいないけど搾った母乳は破棄するつもりでいれば、短時間でも搾乳は可能なので、気が向けばトライしてみてくださいね。
復帰直後はまだいろいろなペースも合わないので、大変なことも多いですよね。
これからの感染症の嵐やイヤイヤ期など、様々なシーンで母乳は力強い助けになってくれると思うので、いろいろ悩みつつも自分たちのペースで進んでいけるといいですね♪
ブログ継続おめでとうございます。コメントさせていただくのは2度目です。1歳3ヶ月のママです。一周年の記事も合わせて読ませていただき、頼もしい限りです。『ついて行きます 親分‼︎』と思ってしまいました。私の今の期待はネントレです。何が正しいのかわからず、母乳頼みで、夜 5回は対応しています。
また、お子様の様子とブログ更新楽しみにしています。
コメントありがとうございます(^^)
ネントレの記事はどうまとめようかと方法を考え中ですが、母乳だろうが何だろうが、赤ちゃんが望むものを望むたびに応えると、一つ一つ蓄積されて、数年後あるいは数十年後に花開くようなので、自信を持って続けられていいんではないかと思います!良い調子だと思います♪
とは言っても辛い時もあると思います。もし、「自分独りで対応している」という気分になった時は、それは普段から周囲の理解とサポートが不足しているサインなので、なんとか自分を甘やかす方法(人やお金に頼ってリフレッシュなど)がないかと工夫できると効果的かもしれません。
コメントありがとうございます。
短時間勤務なのですが、勤務中は忙しく搾乳が難しいです。
しかし、私は母乳育児を続けたいで
少しでも搾乳したり、乳房を手で圧迫するなど
意識してやってみます。
時間がないとなかなか厳しいですよね、、、
念のためですが…「乳房を手で圧迫する」のは、搾乳する方法の一つなので、母乳を出さずに圧迫だけしても、キャパオーバーを防ぐことはできません。
隙を見て母乳パットに搾って捨てる、などでも効果があるんじゃないかなと思います。なんとかいい方法が見つかることを祈っています。
はじめまして。生後7カ月の男の子がいる母です。
私は、出産した翌日から、病院で「おっぱいが足りないから体重が増えない」「おっぱいが飲めてない」と、授乳時間がくるたびにミルクを渡されていました。
そのため、自分はおっぱいが足りてないと悩み、毎日ツライ気持ちで育児をしていました。
そんな時、このブログに出会って、目からウロコが落ちました。
「おっぱいが足りてないからミルクを足しなさい」「おっぱいが足りてないから泣いてる」と言う、周囲の声のほうが間違っているなんて!
このブログのおかげで、追いつめられていた気持ちが救われました。
その後の母乳育児が軌道に乗りはじめたのも、このブログのおかげです。
いまは、補完食の記事と、保育園と母乳育児の両立の記事を、参考にさせていただいてます。
これからも、更新を楽しみにしています( 私のブログは更新が途絶えてますが(;^_^A)
本当に、ありがとうございました。
はじめまして(^^)
そうなんですよね、ミルク補足をするまえに改善点はいくらでもあるのに!と思います。
これからもぼちぼち更新していこうと思います!