乳頭の亀裂や痛み|原因と対処法

母乳育児のスタート時に起こりやすい乳首の痛み。

「最初は痛くて当然で、我慢すべきもの」と思われがちですが、実際は、明確な原因と対処法があるようです。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第7章 乳房の管理と母乳育児におけるさまざまな障害

7.6 乳頭の亀裂や痛み

<症状>

授乳中に乳頭に激しい痛みを感じます。

乳頭の先端や根元に沿って、亀裂が入っているのが目で見て分かることもあります。

授乳後、乳頭は端から端まで押しつぶしたようになり、先端に白い圧力線が生じます。

 

<原因>

乳頭の亀裂や痛みの主な原因は乳房への吸着の仕方が下手なことです。

乳房への吸着がうまくいかないと赤ちゃんが哺乳中に乳頭を引っ張ったり緩めたりしてしまうので、皮膚が口の中でこすれて起こります。

または、正しくない哺乳の仕方によって乳頭に強い圧力がかかってしまうために起こります。

 

 

<対処法>

お母さんは赤ちゃんのポジショニングと乳房への吸着の仕方を改善するように、介助してもらう必要があります。

たいていは、赤ちゃんの吸着が上手になればすぐに痛みが減ります

赤ちゃんはいつも通り哺乳を続けることができます。

 

おっぱいを休ませる必要はありません。

傷つけられなくなれば、乳頭はすぐに治るでしょう。

 

乳房への吸着を改善し、上手に哺乳できるようになると、すぐに治るんですね。

 

以下のような、通常より吸着が難しくなる原因に、お母さんが気づいていないこともあります。

陥没・扁平・巨大・長大乳頭の見分け方

舌小帯短縮症


<sumireの経験談>

私も第一子の産後1カ月くらいは、痛くて大変でした。

当時、おっぱいのくわえ方が理由とは知らなかったので、助産師さんに介助していただいた時だけ、「あれ、そんなに痛くないかも…?」と不思議に思った記憶があります。

 

私は乳房への吸着の仕方のことを詳しく知らなかったので、対策としてソフトタイプの乳頭保護器を使っていましたが、保護器は乳頭混乱の原因や、哺乳の効率が悪くなって分泌低下の原因になりうるので、あまりオススメはできません。

毎回、授乳の直前に乳首を柔軟にして、正しく吸着させれば、痛くないようです。

 

ポジショニングは母乳育児を楽にする必須のスキル!

哺乳不足・しこり・詰まり・乳腺炎などのトラブルを根本解決するためには、授乳スキルが重要です。タグ#ポジショニングからチェックしておきましょう。

授乳のタイミングについては【母乳育児が軌道に乗るやり方・疑問・悩み】が役に立ちます。

2017/2/15更新

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