企業の利益追及から子どもを守る|グローバル戦略

企業の利益追求のために子どもたちや妊産婦にしわ寄せがいかないように、子どもの健康を守るために、WHOとユニセフによって作られた規則とはどういうものでしょうか。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

9章 政策・医療制度・地域活動

 

乳幼児の栄養法のグローバル戦略(1)は、政府や全ての関係者が医療や様々な部門が正しい乳幼児の栄養法を実践することを保護し、促進することを保証するための活動をするための、中心的な骨組みとなっています。

 

“グローバル戦略”は、2002年に行われた第55回世界保健会議で、WHOのメンバーから満場一致で支持され、同じ年にユニセフの執行委員会によって承認されました。

 

“グローバル戦略”は1990年に承認され、2005年に再び注目されることになった“母乳育児を保護し、推進し、支援する”イノチェンティ宣言を再確認し、これに基づいて作られました。

 

これを運営するにあたって、次の4つの目標があります(2)

  • 適切な権威がある国の母乳育児のまとめ役を指定し、政府の省や非政府組織(NGO)、医療従事者団体の代表からなる様々な部門の国立の母乳育児委員会を設立すること

 

  • 全ての施設は、 “母乳育児を成功させるための10カ条の全てを踏襲したサービス(3)を、妊産婦に提供することを保証すること。
    この
    10カ条は、WHO/ユニセフが母乳育児と妊産婦に関して出した声明です。

 

  • 代替栄養の販売に関する国際規約(International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes)”とその後の保健会議での決議案の、原則と目的をことごとく実施すること(4)

 

  • 働く女性が母乳育児を行う権利を保護し、それを実施する手段を創成するために、構想力に富む法律を制定すること(5)

 

詳しくは、次から記事にしていきます。

 

正しい乳幼児の栄養法を推進するために、WHOやユニセフによっていろいろなルールや目標が定められています。

どれも突き詰めれば、全ては「乳幼児の健康よりも儲けを重視する企業や産科施設をいかにコントロールするか」に目的が集約されているようです。

 

健康も利益も両立できるのが理想かもしれませんが、現在広く行われているやり方や法律のもとでは、企業や産科施設が利益を出そうとすればするほど、子どもたちや妊産婦にしわ寄せがいくようになっているのかもしれません。

2017/4/15更新

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