母乳育児を続ける方法|経口・経腸栄養が摂れない赤ちゃん

赤ちゃんが手術する場合など、母乳を飲むことができないことがあります。
その場合、お母さんは何ができるかのガイドラインです。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第7章 乳房の管理と母乳育児におけるさまざまな障害
7.17 子どもの病気・黄疸・奇形
どんな経口・経腸栄養も取れない赤ちゃん
お母さんには、分泌維持のために、搾乳を続けるように奨励しましょう。
搾乳は後で赤ちゃんに飲ませるために、冷凍保存しておけます。
搾乳は安全に保存しておけば、経腸栄養が可能になり次第、すぐに赤ちゃんに与えることができます。
病院に母乳バンクの設備があれば、搾乳は他の子どものために使うこともできるかもしれません。
赤ちゃんが回復すれば、直母を再開できます。
赤ちゃんが母乳を飲めない間にも搾乳することで、
・母乳の分泌を維持できる
・乳房トラブルを防ぐことができる
・母乳の生産システムを立ち上げることができる
などの効果が期待できます。
母乳は赤ちゃんの負担にならずに、必要な栄養を摂ることができ、赤ちゃんを守ってくれる成分も入っています。
赤ちゃんの回復期に、とても重要な働きをするでしょう。
2017/4/3更新
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