赤ちゃんの在胎週数によって、適した栄養法は異なります

低出生体重で産まれた赤ちゃんに、何をどうやって与えればいいのかは、その赤ちゃんがお母さんのお腹にいた期間によっても違います。
在胎週数別にまとめられた、栄養法のWHOのガイドラインです。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第6章 例外的に困難な環境の乳児の適切な栄養法
6.1 低出生体重児
表6 低出生体重児の栄養法
在胎週数36週以上
与えるもの:母乳
与え方:直母
頻度:産後1時間以内に授乳を開始する。少なくとも3時間おきに授乳する。
与える量:赤ちゃんの求めに応じて
在胎週数32-36週
与えるもの:母乳
与え方:直母に加えて、搾乳もコップやスプーンで飲ませる
頻度:産後1時間以内、または赤ちゃんが臨床的に安定したらすぐ授乳を開始する。2-3時間おきに授乳する。
与える量:表7と8参照
在胎週数32週未満
与えるもの:搾乳
与え方:経胃チューブ
頻度:産後12-24時間に授乳を開始する。1-2時間おきに授乳する。
与える量:表7と8参照
搾乳をより楽に、たくさんするためのコツや基礎知識はタグ#搾乳をどうぞ。
授乳の仕方や体重増加速度など、低出生体重児についてのWHOのガイドラインはこちらからも読めます。
2017/4/6更新
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