国際規模・国家規模・地方規模でできる活動|最適な赤ちゃんの育て方
最適な栄養法で子どもを育てるためには、お母さん一人の力だけでは実現が難しいことがたくさんあります。
WHOとユニセフが推進する“グローバル戦略”を実現するために、必要なこととは何でしょうか。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第9章 政策・医療制度・地域活動
乳幼児の栄養法のグローバル戦略
“グローバル戦略”には次の5つの目的があります。
- 栄養、子どもと生殖保健学、貧困削減についての国の政策とプログラムを考慮した上で、乳幼児の栄養法に関する広い政策を作り、実施し、経過観察をし、評価すること。
- 生後6カ月間は母乳のみで育て、その後は2歳以上まで母乳育児を続けることを、医療に関係する全ての部門で保護し、推進し、支援することを保証すること。
そして女性達にはこのように母乳育児を行うために必要なサポート(家庭や地域や職場で)を供給すること。 - 母乳育児を続けながら、適した時期に適切で安全で十分な補完食を与えることを奨励すること。
- 例外的に困難な環境の乳幼児の栄養法と、その場合にお母さん・家族・お世話をする人たちが必要とするサポートについて指導すること。
- 新しい法律制定や、様々な適切な条例が必要になった場合はいつでも、「規約」の原則と目的を実施するために、乳幼児の栄養法に関する包括的な政策の一環として考慮すること。
グローバル戦略を実施するために、国際規模・国家規模・地方規模で必要とされる活動は:
- 乳幼児の栄養法を「保護する」ために、政策を強化し、法律制定を行うこと
- 最適な乳幼児の栄養法を「支援する」ために、保健システムと医療サービスを強化すること
- 最適な乳幼児の栄養法を家庭や地域で実施することを「促進し、支援する」ために、活動を強化すること
グローバル戦略って何?↓
※正しい栄養法のポイントは2つ!WHO/ユニセフのグローバル戦略
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