トキソプラズマと母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、ニューモスチス症やトキソプラズマ症の治療に使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

6.5 抗原虫薬

6.5.4 ニューモスチス症やトキソプラズマ症の治療薬

●ペンタミジン

授乳と両立できます。

 

●ピリメタミン

授乳と両立できます。

乳児には、他の葉酸代謝拮抗剤は一切投与しないようにしましょう。

 

●スルファメトキサゾール+トリメトプリム(注射薬)

健康な満期産児で、月齢が高い乳児の場合は、授乳と両立できます。早産児や月齢1カ月未満の乳児の場合は、可能なら避けましょう。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(溶血・黄疸)。G-6-PD欠損の乳児の場合は避けましょう。

 

安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方

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