母乳の分泌を起死回生させたい場合に、するべきこととしてはいけないこと
一度母乳育児を止めたお母さんが、徐々に母乳の分泌量を増やすための、授乳の再開方法のガイドラインの続きです。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第6章 例外的に困難な環境の乳児の適切な栄養法
6.4 授乳の再開
赤ちゃんのための補助的な授乳
- 赤ちゃんは、直母に加えて、搾乳や人工ミルクや処方された栄養による一時的な補足も必要です。
最初は、赤ちゃんが再び哺乳できるようなやり方で(コップや補足装置を使って)、全量を補足しましょう。
- 哺乳瓶やおしゃぶりの使用は避けましょう。
- 赤ちゃんが哺乳したい時はいつでも、直母させましょう。
- 直母したがらない赤ちゃんにとっては、補助的な哺乳を使った授乳の仕方が役に立ちます。
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哺乳瓶やおしゃぶりを使うと「乳頭混乱(=人工乳首に慣れて直母ができなくなる)」になる可能性があります。
●第6章まとめ|低出生体重児・緊急事態・HIVなど困難な状況での栄養法に戻る
現在、母乳育児中のお母さんで、母乳不足が心配な場合はこちらもどうぞ。
※母乳不足の原因を調べる方法|理由が分からない場合のヒント集
2017/4/6更新
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