0-6カ月の赤ちゃんの成長・授乳に困難がある場合
子どもの成長に問題がある場合や授乳がうまくいかない場合、まず、専門家がするべきことについてのガイドラインです。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第5章 乳幼児の栄養法の継続的支援
5.4 状況を評価しましょう
5.4.2 栄養法の履歴をチェックする
お母さんや子どもとコンタクトを取る機会がある度に、どのように栄養法を進めているかを聞くことが重要です。
シンプルな「開かれた質問」をすることで、たくさんの情報を引き出すことができます。
月齢0カ月-6カ月の赤ちゃんの栄養法の履歴をチェックしましょう
子どもが順調に成長していない時、またはお母さんが授乳に困難を感じている場合は、詳細な栄養法の履歴を管理することで対策をとることができます。
ここに0-6カ月の赤ちゃんのお母さんにカウンセリングをするために重要な点が、まとめられています。
これはアンケート表ではないので、お母さんと会話する際に、ここにある全ての話題を網羅する必要はないでしょう。
子どもの月齢や状況に応じて、関係のあることだけに集中しましょう。
お母さんに、子どものこと、どのように授乳しているか、お母さん自身のこと、家族のこと、家族の社会的な状況について、カウンセリングの技術を用いて尋ねましょう。
※6-23カ月の子供の成長・授乳・補完食に困難がある場合はこちら
体重が増えない悩みや母乳育児がうまくいかない悩みに対して、ミルク補足で解決しようとすると、お母さんが本当に望んでいる解決方法ではないことも多いです。
妥当なやり方で問題解決するためには、まずは適切な授乳の仕方や補完食の与え方について知ることが不可欠です。
WHOのガイドライン「乳幼児の栄養法」の日本語版はこちら
※第2章まとめ|誰も教えてくれなかった、おっぱいと母乳の基礎知識
2017/4/7更新
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