6-23カ月の赤ちゃんの成長・授乳・離乳食に困難がある場合

子どもの成長に問題がある場合や授乳がうまくいかない場合、まず、専門家がするべきことについてのガイドラインです。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

5章 乳幼児の栄養法の継続的支援

5.4 状況を評価しましょう

5.4.2 栄養法の履歴をチェックする

月齢6カ月-23カ月の赤ちゃんの栄養法の履歴をチェックしましょう

月齢6カ月以降の子どもについて詳しいことを知るためには、囲み記事No.11と、囲み記事No.12にリストアップされている質問のうち、母子に関係のあるものを聞いてみる必要があります。

繰り返しになりますが、これらはアンケート表ではなく、お母さんが子どもに適切な栄養を与えるためにカウンセリングし、指導するために聞いておくべき重要な事柄を確認するためのものです。

 

これらの質問を表5に示した食物摂取の参照表にしてあります。

お母さんの問診をする際に、お母さんに必要な情報とアドバイスを判断するために役に立つでしょう。

 

月齢6ヶ月以降の栄養法についてよく聞く迷信

●月齢が進むと授乳回数は減るべき?

月齢問わず、母乳の授乳回数はミルク育児より多いのが自然なことです。

分泌維持と子どもの成長のためには、安易な減乳や断乳は望ましくありません。

母乳の基礎のカテゴリー

 

●1歳で断乳するべき?

子どもが飲みたがるなら、子どもの健康と成長のためには、母乳は2歳以上まで飲ませることを奨励しましょう。

「長期授乳は母子の自立を妨げる」「1歳を過ぎると母乳の栄養はなくなる」などは、迷信的アドバイスの代表例です。

母乳を2歳以上まで飲ませるべき4つの理由

 

●離乳食の進みが遅い(体重が増えない)なら断乳するべき?

母乳は食事やミルクよりも質の高い栄養素を含むので、断乳するとますます栄養不足になるリスクが生じてしまいます。

適切な栄養法のやり方を知る必要があります。

第3章まとめ|補完食は離乳食とは別のものです

 

●母乳は虫歯の原因だから早めに断乳するべき?

母乳はカリエス性が低いことが分かっています。

 

上の前歯に虫歯ができると母乳が原因だという説もありますが、哺乳のメカニズムを知っていれば、「前歯に集中して母乳が触れるのは難しい」ということも分かります。

上手な乳房への吸着の見分け方(図解)

 

2017/4/7更新

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