母乳不足の原因のまとめ
赤ちゃんが母乳を十分に飲めていない原因は、「お母さんが母乳が出ない体質」などという単純なことではないのです。
ほとんどの場合は授乳の仕方に問題がありますが、そのほかにも考えられる様々な原因をまとめてあります。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第7章 乳房の管理と母乳育児におけるさまざまな障害
7.10 母乳の不足と不足感
表9 母乳不足の原因
授乳の仕方の要因
- 授乳の開始が遅れた
- 決められた時間に授乳している
- 授乳の頻度が少ない
- 夜間授乳がない
- 授乳時間が短い
- 下手な乳房への吸着
- 哺乳瓶やおしゃぶりを使っている
- 母乳以外の食べ物や飲み物(水やお茶)を与えている
お母さんの心理的要因
- 自信がない
- 憂鬱になっている
- 悩みやストレスがある
- 授乳が嫌いである
- 赤ちゃんのことを拒否している
お母さんの身体的要因
- 避妊ピルや利尿薬を使った
- 妊娠した
- 深刻な栄養失調である
- 飲酒
- タバコ
- 胎盤の一部が体内に残っている
- 下垂体不全になっている(まれ)
- 乳腺の発育不全(非常にまれ)
赤ちゃんの状態
- 病気にかかっている
- 奇形がある
※赤ちゃんが哺乳不足になる原因の詳しい内容は、それぞれのリンク先に書いてあります。
何が原因か分からない場合は、こちらをどうぞ→●母乳不足の原因を調べる方法|理由が分からない場合のヒント集
2017/5/14更新
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。