育児本には書いてない離乳食ステップアップの見極め方

育児書などで、「〇ヶ月はすりつぶす」「〇ヶ月になったら5mm幅のみじん切り」「〇ヶ月は手づかみたべ」などと、マニュアル化されていることが多い離乳食。その通りにしようとするとうまくいかないことが多いのは、子どもによってペースが違うから。

 

本に載っている数字よりも、子どもの様子を見てステップアップを見極められるようになると、悩みや不安が少なくなります。ということで、自分の子どものペースを見極めるためのヒントをまとめます。

 

食材の大きさ・固さがちょうどいい例

・表情・口の動きに変化がない

・困った様子がない

→その調子!

 

大きすぎる・固すぎる例

・「けほっ」とせき込む

・今までより食材が口の外に出てくる割合が高くなる

・いつまでも口の中に残っている

→フォークやナイフなどで少し小さめにカットする、スプーンで軽くつぶす、など食べやすい形状を模索してみる

 

つまり、大人から見ると「まだ固形食は無理じゃない!?」と心配になっても、本人がもぐもぐ平気で食べているようならOKで、反対に、育児本に書いてある月齢通りのものを食べさせたのに口からどんどん出てくるようなときは、まだ大きすぎる・固すぎるかもしれないので、もう少し食べやすくしてみるといいかもしれません。

 

赤ちゃんはなぜ食べるのが下手なのか?

離乳食の目的は「上手に咀嚼(もぐもぐかみかみ)できるようになること」などと言われてきましたが、実際に赤ちゃんの食べる様子を観察すると、補完食のステップアップのペースは、「咀嚼能力」よりも、「舌の動きの発達具合」による影響の方が、ずっと大きいように思います。

 

赤ちゃんに噛まれたことのある(!)方は納得していただけると思いますが、赤ちゃんとはいえ、あごの力は強いですよね。でも、最初は舌の動きが未熟なので、全く固形食はさばけないようなのです。「舌でつぶせる固さ」「あごでつぶせる固さ」という目安も、正直よく分かりません。

より正確には、

「ごっくん期→なんか適当に舌を動かしてたら、偶然上手くいった期」

「もぐもぐ期→自分の意図で舌を動かせるようになってきて、たまに上手くいく期」

「かみかみ期→複雑な動きもできるようになって、コツをつかんできたぞ期」

といえるかもしれません。

(私の子どもは7ヶ月頃、よく舌をぺろーんと出していたのですが、「舌」を発見し、自分の意図で動かせるようになってきたサインなのかな?と思いました)

 

現時点では、咀嚼力がものをいうのは奥歯が生えてからで、それまでは、どんな食事がとれるかは、その子の舌の器用さ次第じゃないかと予想しています。食事の形状を考えるときは、相手がどんな子どもでも、最低限、食べにくそうなら食べやすくすることと、徐々に大人の食事に近づけていくことだけ考えていればいいのかもしれません。補完食は、いわゆる「完了期」は2歳頃なので、長い目で見ていきたいものですね。

 

補完食の目的は乳離れじゃなくて栄養補給

WHOが推奨する補完食は、目的がシンプルで栄養豊富です。そもそも、なぜステップアップしなければいけないの?どんなものをどう調理すればいいの?など、基本的な話は第3章まとめ|補完食は離乳食と別のものですが役に立ちます。食べない・アレルギー・マナーなど、離乳食の悩みを減らすには離乳食の悩みから解放されたい!補完食のヒント集をどうぞ。

 

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