ミルクはいつまで重要なの?完ミの赤ちゃんの栄養法

母乳を飲んでいない赤ちゃんには、どのくらい代替栄養を与えるといいのでしょうか。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第6章 例外的に困難な環境の乳児の適切な栄養法
6.6 母乳を飲んでいない月齢6カ月~23カ月の子どもの栄養法
指導原則
月齢6カ月から2歳になるまでの幼い子供で、母乳を飲んでいない場合もあります。
その理由としては、お母さんが子どもに会うことができなかったり、HIV陽性だったりする場合があります。
このような子どもたちは、母乳を飲んでいない分を、別の栄養で補完する必要があります。
6カ月~12カ月の子どもには必要なエネルギーの半分を、12カ月~23カ月の子どもには必要なエネルギーの3分の1を補完する必要があります(26)。
母乳を飲んでいる子どもと同じ原則に基づいて (第5章5.6参照)、少なくとも2年間は、栄養法が正しく行われているか、十分に栄養を与えられて成長しているかを定期的にフォローアップしましょう。
母乳を飲んでいる場合、離乳食(補完食)の時期(月齢6カ月~23カ月)の子どもが母乳で補えるエネルギーの”平均”はおよそ400 kcalです。
これが、
6カ月~12カ月の子どもに必要なエネルギーの半分以上
12カ月~23カ月の子どもに必要なエネルギーの3分の1程度
にあたります。
つまり、母乳を飲んでいない場合は、補完食に加えて、
0歳・
よって、「〇
補完食の目的は乳離れじゃなくて栄養補給
WHOが推奨する補完食は、目的がシンプルで栄養豊富です。そもそも、なぜステップアップしなければいけないの?どんなものをどう調理すればいいの?など、基本的な話は第3章まとめ|補完食は離乳食と別のものですが役に立ちます。アレルギーについてもっと詳しい話や、食べない・マナーなどについては、離乳食の悩みから解放されたい!補完食のヒント集をどうぞ。
2016/1/16更新
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