仕事復帰後の母乳育児の考え方

母子分離のよくある理由の一つ、職場復帰してからの母乳育児にはどんな選択肢があるのかについての、WHOのガイドラインです。

 

「職場復帰するとおっぱいをやめなければいけない」というような思い込みは今も根強くあるので、それまでの断乳を焦るお母さんも少なくありません。

でも、実際にはいろいろな選択肢があるようです。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第7章 乳房の管理と母乳育児におけるさまざまな障害

7.16 母子分離

短期間の母子分離

~お母さんが外で働く場合など~

一日のうち、一部だけ赤ちゃんと離れる場合、よくある理由としては、お母さんが外で働くことがあります。

例えば、産休が十分に取れずに、生後6カ月まで母乳のみを続けられない場合もあります。

 

<対処法>

お母さんと選択肢を話し合いましょう。

家にいる間はできるだけ多く授乳することや、誰かに搾乳を赤ちゃんに飲ませてもらえないか考えてみるように、お母さんに勧めましょう。

 

●赤ちゃんのために搾乳すること●

訓練を受けたヘルスワーカーは、

を教えましょう。

 

赤ちゃんのためには、

「それぞれの状況の中で、可能な限りおっぱいをあげられるように配慮した方がいい」

のですね。

WHOは目的が明確なので、迷いも気休めの言葉もありません。

 


 <仕事復帰後の夜間授乳は無謀な挑戦?>

夜間授乳をひどく辛く感じる場合は、

授乳そのものよりも、お母さんを取り巻く人間関係など、別のところからのストレスが限界にきている可能性があります。

ヒトの体の仕組みとしては、授乳することで、よりリラックスできるようになっているからです。

母乳を”作る”ホルモン、プロラクチンで眠くなる?

母乳を”出す”ホルモン、オキシトシンでストレスが減る?

本来は、夜間授乳と休息を両立できる仕組みがあるんですね。

 


 <本当のストレス源は何でしょう?>

周囲の身近な人から断乳や夜間断乳を勧められると、

「自分は間違っているのかな」とか、「赤ちゃんのために大変な思いをして、損をしているのかな」などと、不安になることもありますよね。

その結果、早く卒乳しないかなと焦ったり、不本意な断乳をしようとしたりして、母子ともにストレスになることが少なくありません。

世間に浸透している「他人の母乳育児に口を出す習慣」がなくなれば、そんな育児の悩みは減らせるのかもしれません。

2017/4/2更新

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