カップフィーディングのやり方 (図解)

早産・低出生体重で産まれた赤ちゃんでさえも、コップで搾乳やミルクを飲むことができるんです。

コップは、哺乳瓶のように乳頭混乱になる心配がない、優れた方法です。

 

コップで飲めるとはいっても、大人のような飲み方とは違います。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第4章 産科施設における、乳児の栄養法の管理と支援

4.6 母乳育児を支援する環境づくり

 囲み記事No.8

 

Figure13

 

<赤ちゃんにコップで飲ませる方法>

 

  • 赤ちゃんを直立かそれに近い姿勢で膝に座らせます。
    赤ちゃんの手がコップにぶつからないように、そして体を軽く支えられるように、布などでくるみます。
  • コップの縁が赤ちゃんの上唇に触れ、下唇に搾乳が静止した状態で、コップを固定します。
  • 搾乳が赤ちゃんの唇にギリギリ届くようにコップの先端をつけておきます。
  • より月齢の低い赤ちゃんは、舌で搾乳を口の中に取り込むでしょう。
    満期産児や月齢の進んだ赤ちゃんは、搾乳を多少こぼしながらも舌と唇で吸うでしょう。
  • 赤ちゃんの口の中に、搾乳を「注ぎ込んではいけません」
    赤ちゃん自身に搾乳を取り込ませるように、コップを赤ちゃんの唇に固定するだけにしましょう。
  • 赤ちゃんは満足したら、口を閉じてそれ以上飲もうとしないでしょう。
    計算された必要量分を赤ちゃんが飲まなかった場合は、次の授乳のときにその分も多く飲むかもしれないし、授乳回数を増やして飲ませる必要があるかもしれません。
  • 毎回の授乳量を測るだけでなく、24時間で飲んだトータル量も量りましょう。

 

搾乳が赤ちゃんの下唇にギリギリ付くくらいにコップの角度を固定して、後は「赤ちゃん自ら口に取り込むのを待つ」のがポイントなんですね。

 

赤ちゃんの口に注ぎ込んではいけないんですね。

上手に飲めていても、多少はこぼしてしまうようですが、たくさんこぼす場合は、大人が注ぎ込んでしまっている可能性や、赤ちゃんの体勢が横になり過ぎている可能性も考えられます。

 

赤ちゃんはコップでごくごく飲むのではなく、哺乳するように、吸てつと嚥下を繰り返すイメージなんですね。

 

WHOのガイドラインには、どんなコップが推奨されるかの記述はありません。

一般的には、小さくて薄く軽いコップで飲ませるようですが、これは赤ちゃんが飲みやすいようにというよりは、大人が飲ませやすい(固定しやすい)からかな?と思います。

大人がやりやすければ、どんなコップでもいいんだろうと思います。

 

【搾乳はコツが必要】

搾乳は、慣れも必要ですが、コツもあります。スムーズに搾乳するためには、【たった1分のコツで搾乳量を倍にする方法】もチェックしてみてください。

その他、【外出先・仕事先からの搾乳の持ち運び方(裏ワザ)】を始めとして、タグ#搾乳で、搾乳の基礎知識や裏ワザなどの、役に立つ情報を得ることができます。

2017/2/7更新

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