離乳食はいつから?WHOが推奨する開始時期

平成19年3月までは、日本で推奨されていた離乳食の開始時期は「5カ月」からでした。

平成27年現在は、「5~6カ月頃」からと言われています。

では、WHOが推奨する開始時期はいつからなのでしょうか。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

3章 補完食

3.1補完食の指導原則

 

月齢6カ月からは、母乳で育つ赤ちゃんが母乳のみから得られる栄養で必要な分を満たすことが、だんだん難しくなってきます。

さらに、ほとんどの赤ちゃんは月齢6カ月になると、発達面でも様々な食べ物を受け付ける準備ができています。

 

赤ちゃんはこの月齢になると、周囲をより活動的に探索し始めるので、補完食を与えられていなかったとしても、土や物から微生物の汚染物に暴露することになるので、衛生面から遅らせることの効果も期待できないでしょう。

 

よって、月齢6カ月が補完食を始める適切な時期だと推奨されます(1)。

 

補完食の期間は、子供が栄養失調になるリスクが高くなります(2)。

補完食が栄養的に適切じゃなかったり、与えるのが早すぎたり遅すぎたり、量が少なすぎたり回数が十分じゃなかったりすることがよくあります。

 

母乳育児を途中で止めてしまうことや、授乳の頻度が少なくなってしまうことも、6カ月以降の赤ちゃんが栄養やエネルギー不足になる原因になってしまいます。

 

つまり、以下の理由でWHOは月齢6カ月から離乳食を始めることを推奨しているんですね。

  1. 月齢6カ月頃から、母乳から得られる栄養と、赤ちゃんが必要とする栄養の量に差ができ始める
  2. 赤ちゃんの体の発達としても、6カ月頃には母乳以外の食べ物を受け入れられる準備ができてくる。

 

母乳を全く飲んでいない赤ちゃんの場合も、補完食は月齢6カ月に開始し、23カ月まで続けるとされています。

栄養の質が大事!完ミの赤ちゃんの補完食

 

 「栄養補給を考えると早めがいい」のと「食べ物の摂取能力の発達を考えると遅めがいい」の両方をふまえて、最大のメリットを取るなら「月齢6か月になった日から始める」のがおすすめということなんですね。

 


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補完食についてのWHOのガイドラインは【第3章まとめ|補完食は離乳食と別のものです】を読めば、全てが分かります。

行儀が悪い・食べない・食べ過ぎる・アレルギーなどについての悩みは【離乳食の悩みから解放されたい!補完食のヒント集】をどうぞ。

2015/10/15更新

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