特異的な解毒剤と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO
WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、中毒治療などに使われる特異的な薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。
WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」
4. 解毒剤・中毒治療薬
4.2 特異的
●アセチルシステイン
商品名:ムコフィリン、アセテイン
データがありません。
●アトロピン
授乳と両立できます。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(分泌の乾燥・体温上昇・中枢神経系障害)。
●グルコン酸カルシウム
商品名:カルチコール
データがありません。
●デフェロキサミン
データがありません。
●ジメルカプロール
商品名:BAL
可能なら避けましょう。早産児や月齢1カ月未満の乳児の場合は、特に注意が必要です。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(溶血・黄疸)。G-6-PD欠損の赤ちゃんの場合は避けましょう。
●D, L-メチオニン
データがありません。
●メチルチオニニウム塩化物/ 塩化メチルチオニニウム/ メチレンブルー
可能なら避けましょう。早産児や月齢1カ月未満の乳児の場合は、特に注意が必要です。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(溶血・黄疸)。
●ナロキソン
データがありません。
●ペニシラミン
データがありません。
●ヘキサシオノ鉄(Ⅱ)酸カリウム二水和物/ プルシアンブルー
データがありません。
●エデト酸カルシウムナトリウム
データがありません。
●亜硝酸ナトリウム
データがありません。
●チオ硫酸ナトリウム
データがありません。
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