お母さんの支援団体のリーダーにふさわしいのは
病院などで定期健診してもらうだけでなく、日常的に悩みや困ったことを相談したり、励ましあったりできる環境があると、母乳育児は上手くやりやすくなるようです。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第9章 政策・医療制度・地域活動
9.3 家族や地域での行いを強化すること
9.3.4 母乳育児の支援団体の育成
母乳育児の支援団体、あるいは母親同士の支援団体は、お母さんが母乳育児を確立し、維持するためにお互いに励ましあい、支えあうことを可能にします(19)。
それらはまた、適切な補完食をサポートすることもできます。
赤ちゃんに優しいと認定された病院(BFH)は、お母さんを退院させる際に、近くに母乳育児の支援団体があれば紹介することと、そのような団体の設立を育成・促進する必要があります(第4章4.7の10カ条参照)。
グループのミーティングは、経験があり、いくらかトレーニングされたメンバーが率います。
このリーダー的存在となる人物には、平等さや、相手を受け入れる感覚が備わっていることが大切です。
そのような人がいると、お母さん達が圧迫感を感じない環境で、くつろぎながら、経験を共有し、分からないことを尋ねたりお互いに助け合ったりしやすくなります。
母乳育児の支援団体は、地域の小さな病院の医療従事者や、地域のヘルスワーカーや、本業ではない・同等の能力をもつカウンセラーが創ることができます。
本業ではない・同等の能力をもつカウンセラーとは?→※母乳育児を成功させたお母さんも、良いアドバイザーになれる
母乳育児を支援するためには、適切な知識がないと、本当の悩みや心配事の解決には結びつきません。「ミルクでもいいじゃない♪」と言う前に、するべきことがあるのです。
適切な知識って何?↓
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