乳児湿疹との付き合い方②保湿の仕方

乾燥性乳児湿疹の対処法です。
まずは、保湿することが大きな効果があります。
保湿といっても、具体的にはいつ、どのくらい塗ればいいのか分からないこともありますよね。その目安をまとめました。
●何を塗る?
→最適な保湿剤は、人それぞれかもしれません。
私の子どもの場合は、ベビーローション・マッサージオイル・赤ちゃんも使える大人用ローションや馬油では保湿力が全然足りず、処方された保湿剤はまぁまぁ、プロペト(ワセリン)が一番保湿力があると感じました。
(保湿力があるかどうかは、湿疹が改善するか悪化するか(変化なしか)で判断しました)
●どこに塗る?
→乾燥している所・かゆがるところ
例えば、
- ニキビのような肌色のブツブツ/赤いブツブツ
- 肌が赤くなったり、血管がうっすらと透けて見えたり(充血)している部分
- 手触りがザラザラ/ガサガサしている部分
- かきむしった傷痕
- 悪化して滲出液(しんしゅつえき)が出ている(ジュクジュクになっている)部分
など。
●どのくらいの量を塗る?
→肌が「しっとり」するまで。
肌が「すべすべ」くらいだと、塗る量が足りないかもしれません。
手で触れた時に密着感を感じるくらい塗ります。
●いつ塗る?
→「あれ?」と思った時はいつでも。
肌荒れがひどい時は、塗った30分後でも、また乾燥していることもよくあります。
「お風呂上がりに塗る」だけでは、足りません。
赤ちゃんが「じっとして好きに塗らせてくれるタイプ」じゃなければ、今回は右のほっぺ!次は左のほっぺ!次は右ひざの裏!など、小分けにして1日中塗り続けているような状態になるかもしれません。
軽いブツブツなら、保湿をこまめにすれば治るでしょう。
乾燥する季節(冬場)に外出する場合は、お出かけ前に塗り、帰宅後にも塗ると効果的です。
●どのくらいの期間塗る?
→肌が乾燥しなくなるまで
塗らなくても荒れたり湿疹ができたりしなくなれば、塗るのをやめていいでしょう。
目安は、1歳(2歳)の夏です。
私の場合は、「きれいになれば塗るのをやめ、乾燥してきたらまた塗り始める」を繰り返す、という感じでした。
乾燥性湿疹の見分け方の目安は?→※乳児湿疹との付き合い方①湿疹の原因
ステロイドを使う目安は?塗り方は?→※乳児湿疹との付き合い方③ステロイドの使い方
2015/2/6更新
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