母親の健康に問題がある場合の対処方法|WHOガイドライン

母子に責任のある専門職のスタッフは、母子とコンタクトを取れるあらゆる機会に、母親の健康も評価することが必要です。

その際に、問題点が見られた場合の対処方法についてのガイドラインです。

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

5章 乳幼児の栄養法の継続的支援

5.5 問題を管理し、良い栄養法を実践するための支援

5.5.2 問題点と悪いやり方を指導する場合

<母親の健康>

子どもの栄養法について、よりよいやり方を選ぶために、また自分自身の健康・栄養・家族計画の問題を解決するために、お母さんにも助けが必要になるかもしれません。

 

乳幼児の栄養法についてヘルスワーカーがお母さんと話し合うべき重要な話を、第8章に述べています。

 

保健所レベルで対応可能なものよりも、さらに特別なサポートを受けるために、緊急ではなくても受診が必要になることもあるでしょう。

お母さんが以下に当てはまる場合は受診させましょう。

  • 乳房の状態が通常のやり方では解決できない場合や、投薬など保健所などではできない治療が必要な場合
  • 母乳育児に悪影響がある可能性のある薬を投与されている場合(第8章参照)
  • HIV陽性で、この状況では保健所などでは乳児の栄養法のカウンセリングが不可能と判断される場合(第6章6.5参照)

 

つまり、通常は、地域の保健所などで継続的なサポートを行っていくことが必要ですが、それでも対応できないケースは大きな病院を受診させましょうということですね。

2017/4/11更新

 

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