食事のストレスをお互いに減らす方法|離乳食の補助の仕方

子どもによって、自分で食べようという意欲が少なかったり、強すぎたり、様々ですよね。

大人はどういう態度で接すればいいのでしょうか?

 

まず、優先順位を整理しておきましょう。

「離乳食」は時代遅れになりつつあるし、やり方は決して理にかなっているものでもないので、ここではWHOが推奨する「補完食」として考えます。

補完食の目的は「月齢6カ月~23カ月の子どもに、母乳やミルクでは足りなくなったエネルギーと栄養素を補うこと」です。

 

補完食で最低限守るべきルールはこれだけです。

無理強いしないこと

必要な栄養素を補うこと

 

今回の内容の場合は、特に「無理強いしないこと」に気をつけて、あとは好きなように工夫しましょう!

 

例えば、今まで子どもと向かい合って、一対一で一口ずつ「あーん」と食べさせていた場合、ちょっと距離を置くのはいかがでしょうか。

大人は自分の食事をとりながら、時々スプーンで子どもに食べさせてみるのもいいかもしれないし、上のお子さんがいるなら、そちらを主に補助するのもいいかもしれません。

お互いの緊張感も少なくなって、食欲がわく可能性があります。

 

今まで子どもに自分自身で食べさせるようにしていて、大人はほとんど補助をしていなかった場合は、少し積極的に手伝ってみるのはいかがでしょうか。

もう〇カ月だから、〇歳だから、自分で食べられるようにならなきゃ!と焦る必要はありません。

自分で上手に最後まで食べられるようになるのは、運動機能や精神的自立を考えて、10歳くらいを目指せばいいんじゃないでしょうか?

今は大人と子供がお互いにペースをつかみ、信頼関係(必要な時はいつでも助けてくれるという安心感)を構築する方が大切です。

 

子どもが食事の技術にハードルを感じている場合は、より食べやすくなるように、補助や調理をしてあげると、食事がスムーズに進みやすくなります。

大人でも、小骨の多い焼き魚などは残してしまったり、お箸のない文化圏の人に麺料理とお箸を出すとほとんど食べなかったりなどは、よくある話です。

単純に、食べるのが難しいだけで、おいしくてもお腹が空いていても、たくさん食べるのは大変になるんですよね。

 

例えば、大人がスプーンで一口分の料理をすくってお皿に置いておくと、それを子どもが自分で取って口に運ぶかもしれません。

それを繰り返してもいいんです。

 

子どもが自分で食べられたら褒めるなど、大人が興味を示すことで、もっと意欲的になれる可能性もあります。

自分でやりたがるけど、上手にできなくて怒ってしまう自立心旺盛の赤ちゃんは、あからさまに手伝うと逆効果なので、いかに気づかれずに補助できるかが、大人の腕の見せ所です。

 

大人が、自分自身が食べる所をアピールしたことがなければ、「人参食べよう」と何度も子どもに見せながら食べていたら、「人参」という言葉と「食べても大丈夫」という安心感が結びついて、数日後にはマネをしようとするかもしれません。

(筆者の経験でいうと、私が半月切りにしたカブを、「お月さまみたいね~」と言いながら食べていると、子どもも興味がわいたようで「おつきさまたべる!」と言って食べ始めたことがありました)

 

「月齢や年齢にとらわれて対応の仕方を決める」のではなく、「子どもがいかに栄養を摂れるか」に集中すれば十分なのです。

補完食についてのWHOのガイドラインは【第3章まとめ|補完食は離乳食と別のものです】を読めば、全てが分かります。

行儀が悪い・食べない・食べ過ぎる・アレルギーなどについての悩みは【離乳食の悩みから解放されたい!補完食のヒント集】をどうぞ。

 

関連記事

コメント

    • まるちゃん。
    • 2016年 10月 01日

    初めまして。まだこのサイトを知らないママさん、世の中の人達が知ればもっと育児がハッピーになるのではないのかなと思います。ありがとうございます。一歳の女の子母乳育児をしていますが、体重7キロ元気で食べるのは嫌いではないのですが、一口が小さく、1回の食事に一時間かけて50mlぐらいです。毎日補完食をあげるのが苦痛に感じてしまいます。推奨通りの量は一日中上げても無理で…不安になってきました。母乳はよくのみます。大丈夫でしょうか。

    • はじめまして。お子さんの食事量が少ないんじゃないかと心配になり、ストレスを感じていらっしゃるんですね。
      不安に思ったときは優先順位を考えてみるのはいかがでしょうか。たとえば、今回の場合、一番重要なのは、お子さんが健康に成長しているかどうかかなと思います。
      コメントからは、お子さんは元気とのことで、何よりだと思います!(栄養不足になると、元気がなくなるようです)
      まるちゃんさんが、日々上手に子育てしていらっしゃるんだろうなと想像します。

      食事量はあくまで目安なので、それよりたくさん食べる子もいれば、食事よりも乳汁をメインとする子もいるはずです。本来、0歳や1歳(2歳)の子は食事だけで十分な栄養とエネルギーをまかなうことが得意じゃないので、母乳育児と両立できていることも大きなメリットだと思います。

      もうすでに、いろいろ試されていると思うので、あと工夫するとしたら、「いかに大人側のストレスを減らすか」に集中してみてもいいのかなと思います。たとえば、わざわざ離乳食を用意して食べないとがっかりしてしまうので、本人が特に嫌がらなければ、大人と同じ食事から、小さくしたりつぶしたりしながらあげてみるのはいかがでしょうか。
      また、地域の認可保育園などで、給食の体験に参加できたりするので、そういうのもおすすめです。子どもによって、それぞれ食べ方にかなり個性があることを見るだけでも、安心できるんじゃないかなと思います。

      お子さんが元気なら、上手くやれているということなので、自信を持ちつつ、少し長い目で・広い目で見てみてはいかがでしょうか。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

理系育児オススメ記事

ページ上部へ戻る