大人の食事からの取り分けはいつからOK?離乳食

大人用の食事と別に離乳食(補完食)も作るのって、なかなかハードルが高いですよね。
「大人用の料理に調味料を加える前に、離乳食用に食材を取り分ける」をやろうとしても、先にちょうどいい固さまで火を通すと、調味料を加えてなじませたら食材がグズグズになっちゃうし、まだ十分柔らかくなっていないうちに取り分けると、赤ちゃん用の食材はわざわざ追加で加熱しなきゃいけないし、ちょっと面倒です。
…もっと、楽に作りたいと思いませんか?
一番楽な取り分けレシピは?
実は、WHOのガイドラインによると、「ちょうどいい柔らかさになるように、調味料を加えて完成した料理から、赤ちゃん用に取り分ける」でいいようなのです。
取り分け料理の注意点
・塩分は控えめに。
・スパイス(コショウ・唐辛子・豆板醤など)は、大人用に別添えで。
良い補完食レシピのポイントは【レシピ本のメニューが良いとは限らない!良い補完食のポイント5つ】をチェック!
つまり、「離乳食作りが面倒だ」とか、「無味だと赤ちゃんが食べない」という場合なんかも、大人の食事から取り分けたり、味付けを変えたりしたら食べるなら、それでいいんですね。
塩分少な目でもおいしい料理はたくさんある
たとえば、日本の文化、出汁はとても優れています。
本能的においしいと感じる成分がたっぷりです。出汁を濃い目にとると、塩分は少なめでも十分おいしいです。
天然の食材(鰹節や昆布など)で作られた出汁パックや顆粒ダシも便利です。
離乳食初期から取り分けOK!
さらに、WHOは、離乳食初期から大人の食事からの取り分けを推奨しているのです。
補完食の始め方や、月齢別の量・回数などは【離乳食のカロリーを考えたことはありますか?WHOが定める質・量・頻度】が参考になります。
それぞれの赤ちゃんによって、「鉄板の離乳食」は違いますよね。
また同じ赤ちゃんでも、時期によって「食べる気になる、見た目や味」は変化します。
私の子どもの場合だと、「小松菜を炒めたものは一切食べないけど、味噌汁にするとなぜか食べる」、という時期がありました。
手軽に工夫するためには、初期から取り分けすることもかかせないですね。
補完食についてのWHOのガイドラインは【第3章まとめ|補完食は離乳食と別のものです】を読めば、全てが分かります。
行儀が悪い・食べない・食べ過ぎる・アレルギーなどについての悩みは【離乳食の悩みから解放されたい!補完食のヒント集】をどうぞ。
2015/10/31更新
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