レシピ本のメニューが良いとは限らない!離乳食のポイント5つ

離乳食(補完食)に使う食材の選び方は?
離乳食の調理法で気を付けることは?
WHOが定めている、5つのポイントです。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第3章 補完食
3.1補完食の指導原則
囲み記事No.4
良い補完食とは
- エネルギー・タンパク質・微量栄養素(特に鉄分・亜鉛・カルシウム・ビタミンA・ビタミンC・葉酸)が豊富
- スパイスや塩分は控えめ
- 子どもが食べやすい
- 子どもが好んで食べる
- その地域で手に入りやすく、利用しやすい食材
どんなものだと食べやすいか、子どもがどんなものを好むかは、実際に補完食を始めないと分からないこともあります。
レシピ本に載っているおしゃれなメニューや、友人の子どもが喜んで食べるというメニューも全然食べなかった!なんて、よくあることなので、あまりがっかりしなくて大丈夫です。
最初は大人も上手に作ったり食べさせたりできないかもしれないし、子どもも上手に食べられないかもしれませんが、それでいいんです。
試行錯誤していくうちに、だんだんお互いに慣れていければ十分です。
栄養豊富な補完食を食べさせるためには、初期から5倍粥(全粥)程度の濃い主食・動物性食材・緑黄色野菜を優先して与えるといいそうです。
「薄いお粥・大豆や大豆製品を肉代わりにすること・淡色野菜中心の食事」は栄養効率が悪いので、通常よりさらに多くの量が必要になります。
補完食のカロリーは【離乳食の10倍粥は薄すぎる!?補完食のカロリーの目安とは】でチェックしてみてくださいね。
補完食の目的は乳離れじゃなくて栄養補給
補完食についてのWHOのガイドラインは【第3章まとめ|補完食は離乳食と別のものです】を読めば、全てが分かります。
行儀が悪い・食べない・食べ過ぎる・アレルギーなどについての悩みは【離乳食の悩みから解放されたい!補完食のヒント集】をどうぞ。
2015/10/20更新
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