こんなことにも決まりがある!BFHと粉ミルク

BFH(赤ちゃんに優しい病院)では、お母さんが適切な知識を得た上で代替栄養を使うことを選択した場合や、医学的根拠が妥当な場合のみ、ミルクなどの人工栄養を用います。

代替栄養の取扱い方についても、ガイドラインが定められています。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

6章 例外的に困難な環境の乳児の適切な栄養法

6.5 HIV陽性のお母さんから生まれた赤ちゃん

<BFH(赤ちゃんに優しい病院)とHIV>

BFHには、HIV陽性とHIV陰性の女性の両方をケアし、サポートする責任があります。

  • お母さんがHIV陽性で、カウンセリングを行った結果、代替栄養を選択することになった場合は、これは人工栄養を与える医学的根拠として妥当なので、BFHの方針とは矛盾しません。
    スタッフは、そのお母さんの選択したやり方に協力し、安全に調乳する方法を教えましょう。

    ただし、そのようなサポートは個人的に行うべきで、他のお母さんたちの目につくところで行ってはいけません。
    これは、規約に従うためだけでなく、人工栄養を必要としない女性にまで人工栄養を氾濫させるのを防ぐためにも大切なことなのです。

    人工栄養を準備しているところを目にした女性たちは、母乳育児への自信がなくなったり、母乳への興味を失ったりするかもしれないからです。

  • HIV陽性のお母さんが母乳育児をすることを選んだ場合は、スタッフには通常と同じように母乳のみで育てるサポートをし、お母さんが上手に授乳できるようにするための責任があります。
  • HIV陰性、または不明のお母さんには、スタッフは適切に母乳育児を行うために十分な情報とサポートを与えましょう。

 

BFHはメーカーや販売業者から、無料または低価格の代替栄養の供給を受け入れてはいけません。

ただ、政府が供給する場合や、病院やお母さんたちが入院中に使うために代替栄養を購入することもあるでしょう。

その場合は本当に必要な量だけ、病院に置いておくようにし、分配は慎重に管理されるべきです。

 

病院の管理者を養成する課程で、HIVの罹患率が高い場合にはどうやってBFHの10ステップを実行すればいいか、指導しましょう(27)。

 

2017/4/7更新

関連記事

理系育児オススメ記事

ページ上部へ戻る