母乳を“出す”ホルモン、オキシトシン③反射のサイン

授乳中、こんな症状はありませんか?

あれば、それはオキシトシン反射(=射乳反射)が起こっているサインです。オキシトシン反射が起こると、母乳を効率よく飲むことができます。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第2章 母乳育児の生理学基礎

2.5 乳汁生産のホルモン制御

 

お母さんたちは、オキシトシン反射が起こっていることを示すサインに注意しましょう。

 

<有効なオキシトシン反射のサイン>

●授乳前・授乳中に乳房がチクチク痛むとき

 

●赤ちゃんのことを考えたり、泣き声を聞くと乳房から母乳が出てくるとき

 

●授乳中、赤ちゃんが哺乳していない方の乳房から母乳が出てくるとき

 

●授乳が中断された時に、その乳房から母乳が流れ出るとき

 

●赤ちゃんの吸てつがゆっくりと深いものになって、飲みこんでいる時は、オキシトシン反射によって母乳が勝手に口の中に流れ出していることを示します

 

●子宮の痛みや出血があるとき

 

●授乳中、お母さんがのどの渇きを感じるとき

 

 

もしこの中のひとつでも当てはまれば、オキシトシン反射は有効です。

ただし、一つも当てはまらないからといって、オキシトシン反射が有効じゃないとは言えません。

オキシトシン反射は起こっているけど、そのサインがはっきりせず、お母さんが気付かないこともあるからです。

 

母乳が出ないと悩んでいるお母さんでも、この中の一つくらい、なんとなく心当たりがありませんか?

それは、ちゃんと母乳を出す仕組みが働いている証拠なんです。

そのまま飲ませ続ければ、体も母乳を出すのがどんどん上手になっていきます。

 

「乳房から母乳が出てくる」のは、ぴゅーっと出る人もいれば、じわじわ出る人もいますが、量は関係なく、出てる時点で「有効」です!

 

赤ちゃんがむせるほど反射が強い場合→※母乳過多・過飲症候群・乳糖不耐症まとめ|原因と対処法

オキシトシン反射や、それに続く射乳反射についての詳しいメカニズムや、迷信をくつがえす研究結果は、タグ#射乳反射をチェック!


<sumireの経験談>

ここに書かれていない私の実体験としては、新生児期の頃、授乳を始めて数秒後に頭がボーっとしたり、つわりのような軽い吐き気を感じたり、一気に体温が上がるように感じたりすることがありました。

それもオキシトシン反射の一種だったのかな、と今は思っています。

私の場合は最初は無自覚だったけど、授乳歴が長くなるにつれて、感じるオキシトシン反射のサインも変化していき、だんだんはっきりと分かるようになりました。

2015/12/11更新

関連記事

理系育児オススメ記事

ページ上部へ戻る