リウマチと母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、リウマチの治療に使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

2. 鎮痛剤・解熱剤・非ステロイド系抗炎症薬・痛風治療薬・リウマチ性疾患用緩和薬剤

 

2.4 リウマチ性疾患用緩和薬剤

●クロロキン

授乳と両立できます。

赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(溶血・黄疸)。早産児や月齢1カ月未満の乳児の場合は、特に注意が必要です。G-6-PD欠損の乳児の場合は避けましょう。

 

●シクロホスファミド/シクロフォスファミド

商品名:エンドキサン錠、など

代替医薬品を使用しましょう。

 

●アザチオプリン

商品名:イムラン錠、アザニン錠、など

授乳は避けましょう。

 

●メトトレキサート/メソトレキセート/メトトレキセート/メソトレキサート

商品名:メソトレキセート錠

授乳は避けましょう。

 

●ペニシラミン

商品名:メタルカプターゼ

データがありません。

 

●スルファサラジン

可能なら避けましょう。早産児や月齢1カ月未満の乳児の場合は、特に注意が必要です。

赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(血性下痢・溶血・黄疸)G-6-PD欠損の乳児の場合は避けましょう。

 

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