全身麻酔と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO
WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、手術などに使われる全身麻酔薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。
WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」
1. 麻酔薬
一般情報:麻酔が必要となる場合は、事前に搾乳して冷蔵庫で保存しておき、手術中や麻酔が切れるまでの間は、赤ちゃんにコップで搾乳を飲ませられるようにサポートしましょう。
1.1 全身麻酔薬と酸素
●亜酸化窒素/ 酸化二窒素/ 笑気
授乳と両立できます。
●ケタミン
商品名:ケタラール
授乳と両立できます。
●チオペンタール
商品名:ラボナール
授乳と両立できます。
●酸素
授乳と両立できます。
●エーテル
授乳と両立できます。
●ハロタン/ ハロセン/ ハローセン
授乳と両立できます。
事前に搾乳しておく目的は、「薬剤が含まれる母乳を避けるため」ではなく、「お母さんが授乳不可能な状態の間に、別の誰かが赤ちゃんに搾乳を補足してあげるため」です。
安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方
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