アレルギーと母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、アレルギーの治療などに使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

ステロイドの内服などが必要な、重めのアレルギー治療に用いられる薬です。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

3. 抗アレルギー薬・アナフィラキシー用薬剤

 

●プレドニゾロン

商品名:プレドニン、など

授乳と両立できます。

 

●デキサメタゾン/デキサメサゾン

商品名:デカドロン、レナデックス、デキサメサゾン、など

単一用量の場合は授乳と両立できます。

継続して使用する場合のデータはありません。

 

●エピネフリン(アドレナリン)

商品名:エピペン注射液、など

データがありません。

 

●ヒドロコルチゾン/ハイドロコルチゾン/ハイドロコーチゾン

商品名:コートリル錠、など

単一用量の場合は授乳と両立できます。

継続して使用する場合のデータはありません。

 

●クロルフェナミン

可能なら避けましょう。赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(傾眠・興奮性)

母乳の分泌を阻害するかもしれません。

 

安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方

目次に戻る→※「母乳育児と母親の薬物療法」WHO必須医薬品リスト第11版|目次

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