予防接種と母乳育児①|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、一般的に推奨される予防接種に使われるワクチンが、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。
WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」
19. 免疫薬
19.3 ワクチン
19.3.1 一般的なワクチン接種
●BCGワクチン
授乳と両立できます。
●ジフテリアワクチン
授乳と両立できます。
●B型肝炎ワクチン
授乳と両立できます。
●麻疹ワクチン
授乳と両立できます。
●百日咳ワクチン
授乳と両立できます。
●ポリオワクチン
授乳と両立できます。
●破傷風ワクチン
授乳と両立できます。
安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方
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コメント
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先日、B型肝炎の抗体がなかったので、仕事の関係上、ワクチンを接種しなくてはいけないという話がありました。授乳中だけどどうなのかということをドクターに確認したところ、ワクチンメーカーにも問い合わせてくれた結果、影響があるかどうかは確立されていないという返答だったため、ワクチンのリスクと感染のリスクを比べて結局接種しないことになりました。
WHOの言っていることと、ドクターやメーカーの見解っていうのは、どうして違うんですかね? WHOがスタンダードじゃないってことなんでしょうか?
なんか不思議です。
WHOはスタンダードになってないですね。だから誰でも参考にできるように翻訳公開しようと思いました。
B型肝炎ワクチンは、別の医療機関なら接種してもらえるかも(母乳に関する知識は個人差があるみたいです)。
授乳中の投薬等は、産婦人科が知識や経験が豊富な可能性が高いです。