低出生体重の赤ちゃんにコップで飲ませる方法(図解)

WHOは哺乳瓶ではなくコップで乳汁を飲ませることを推奨しています。
低出生体重で産まれた赤ちゃんも、コップで飲むことができます。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第6章 例外的に困難な環境の乳児の適切な栄養法
6.1.2 飲ませ方
カップフィーディング
コップで飲ませる場合(図17)は、こぼれる分を考慮して、毎回の搾乳量を5 ml余分に増やす必要があります。
24時間で飲んだ量を記録し、赤ちゃんの体重当たりに必要なトータル量が飲めていることを確実にすることが重要です。
なぜ哺乳瓶ではなくコップが推奨されているかというと、哺乳瓶は、直母と飲み方のメカニズムが違うので、哺乳瓶に慣れると直母できなくなる(= 乳頭混乱)があるからです。
赤ちゃんの入院などが理由で直母できる機会も少ない場合、さらに哺乳瓶を使ってしまうと、母乳育児が難しくなる原因となってしまいます。
コップで飲ませる方法の、具体的なやり方はこちらから読めます。
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2017/4/6更新
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