低出生体重の赤ちゃんの哺乳量|日齢7日以降

直母ができない日齢7日以降の赤ちゃんには、どのくらいのペースで搾乳量を増やしていけばいいかのガイドラインです。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

6章 例外的に困難な環境の乳児の適切な栄養法

6.1.2 飲ませ方

 

日齢7日以降の量

日齢7日以降もコップや経胃チューブで哺乳する必要がある場合は、体重1 kg当たり1日に 20 mlずつ増やしていきます。

 

増やす限度は、体重1 kgあたり、1日にトータル180 mlになるまでです。

 

赤ちゃんの直母の回数が増え始めたら、チューブやコップで飲ませる搾乳の量は少しずつ減らしていきます。

赤ちゃんの体重はモニタリングする必要があります。

 

体重1 kgあたり、トータル180 mlになるまで少しずつ増やしていくんですね。

つまり、例えば体重1800 gくらいの赤ちゃんなら、1日のトータル量は180 ml x 1.8 kg = 324 mlが限度ということです。

 

さらに、直母で飲めるようになってきたら、赤ちゃんの体重を経過観察しながら搾乳の量を少しずつ減らしていけばいいんですね。

日齢7日までの栄養法はこちら

 

搾乳をより楽に、たくさんするコツは、タグ#搾乳をどうぞ。

2017/4/6更新

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