正しい授乳の姿勢|添い乳ってどうやればいいの? (図解)

授乳は寝ていても立っていてもできます。

授乳の姿勢のことを、ポジショニングともいいます。

上手に授乳するためには、いくつかポイントがあるようです。

 

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

第2章 母乳育児の生理学基礎 

2.11 上手な乳房への吸着のための母子のポジショニング

 

乳房に上手に吸着するために、赤ちゃんとお母さんは正しい体勢をとる必要があります。

お母さんと赤ちゃんそれぞれにいくつかポジショニングの種類はありますが、どんな体勢の時でも守るべきポイントがいくつかあります。

 

<お母さんの体勢>

お母さんは座っていても寝ていてもいいし(図9)、立ちたいなら立ってもかまいません。

しかし、リラックスして快適な姿勢であることと、ゆがみ(特に背中)がないことに気を付けましょう。

座る場合は、背中を支えられた状態で、前かがみにならないように赤ちゃんを胸のところで抱っこしましょう。

Figure9 

 

<赤ちゃんの体勢>

赤ちゃんはお母さんの体勢に応じていろいろな体勢を取ることができます。

フットボール抱き(図16(左))でもいいし、お母さんの隣に寝てもいいのです。

 Figure16

 

お母さんの体勢と、それに対応した赤ちゃんの一般的な体勢には、4つのポイントがあります。

特に生後2カ月までの幼い乳児にとっては重要なポイントです(第5章の栄養法のチェックリスト参照)。

 

1.赤ちゃんの体は曲がったりねじれたりしていないこと。

赤ちゃんの頭を首のところで軽く伸ばすことで、乳房とあごが密着できるようになります。

 

2.赤ちゃんの顔が乳房と向かい合うこと。
乳頭は通常少し下を向いているので、赤ちゃんをお母さんの胸やお腹に対して平行にしないで、お母さんの顔が見えるように背中を少し倒した状態にしましょう。

3.赤ちゃんの体をお母さんに密着させると、赤ちゃんが乳房に密着でき、母乳をたくさん飲めるようになります。

4.赤ちゃんは全身を支えてあげましょう。
ベッドや枕や、お母さんのひざや腕で支えるといいです。
赤ちゃんの頭と首だけを支えてはいけません。

赤ちゃんの体の真下を向いている面を「手の平」で支えてはいけません。

そうすると赤ちゃんを体から引き離してしまい、あごと舌を乳輪の下に近付けることが難しくなるからです。

 

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ポジショニングは母乳育児を楽にする必須のスキル!

哺乳不足・しこり・詰まり・乳腺炎などのトラブルを根本解決するためには、授乳スキルが重要です。添い乳・横抱き・縦抱きなど、基本的な授乳姿勢にひそむ弱点なども含めて、タグ#ポジショニングからチェックしておきましょう。

授乳のタイミングについては【母乳育児が軌道に乗るやり方・疑問・悩み】が役に立ちます。

 

2017/1/29更新

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