定期的な乳房マッサージと改善しない張り・しこり(2ヶ月)
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現在、母乳過多について寄せられる質問が多くなり、似たような質問をいただくこともあるため、同じような悩みの経験談がないか情報を探しやすくするために、コメント欄を整理させていただいています。
※コメントへの返信内容はあくまでコメントから推察されることであり、正解とは限りません。
母乳過多の改善方法は母子の組み合わせによって最適化する必要があるので、そのヒントとしてご利用ください。
こんにちは。
現在2ヶ月の男の子を育てています。
左のおっぱいのハリ、しこりが強いため、母乳外来にてマッサージを受けていましたが、改善しないのでこちらのサイトを参考にさせていただきました。それまでは左右5分ずつ、計20分あげていました。大人主導の産院で教わったやり方です。マッサージでは、右から濃い乳が出ていると言われました。
子どもはもともと、うんちが緩めで、黄色いうんちを一日8回程していました。腸の粘液っぽいものも混じっていました。唸りごえをあげたりはそれほど頻繁ではないので、乳糖過負荷では無いのかとも悩んだのですが、左のおっぱいのしこりが気になるので時間割授乳法を取り入れてみました。
おっぱいのハリ、しこりは今のところ問題なさそうですが、子どもの様子が、変わりました。
右のおっぱいを飲む時間は問題無いのですが、左のおっぱいの時間だけ唸ったり、何度もおっぱいを欲しがるようになったり、うんちがすぐに出て緑色である、吐き戻すなど、今までひどくなかった乳糖過負荷の症状が進んだように思えます。
これまで、乳糖過負荷の症状が軽かったのは、右のおっぱいから濃い乳が出ていたので、左右両方一回の授乳でのませることで、脂肪分の入った母乳を飲めていたためでしょうか?
このまま、3時間おきに左右交互でおっぱいを飲ませていれば、じきに左からも脂肪分の濃い母乳が出るようになるのでしょうか?
それとも、時間割授乳法にする必要は無く、赤ちゃんが左のおっぱいで満足したら、次は右から飲ませる基本の授乳法で進めるべきでしょうか?
その場合、左のおっぱいがまだふにゃふにゃになっていなくても、赤ちゃんが口を離したら右に移行していいのですか?
追加で別の質問です。
よく、母乳に乳製品は良くない、詰まりやすい。できるだけ和食の方がいい。お菓子は控えめ、フルーツも身体を冷やすので食べ過ぎはよくない。など母乳育児中の食事に関する色々なことが言われていますが、その辺の科学的な根拠はこちらのサイトで説明されていますでしょうか?
見つけられなかったので教えてください。
分かりにくい説明で申し訳ありませんが、お返事よろしくお願いします。初めての子育て、母乳育児でわからないことだらけです。こちらのサイトはとても分かりやすくて、勉強になっています。書籍化はされていないのでしょうか?
ご自身も子育てでお忙しいとは思いますがどうぞよろしくお願いします。
※書籍化決定しました→理系育児が本になります
From sumire
初めての母乳育児は大小さまざまなハードルがありますよね。母乳の生産量の左右差が大きいようですが、お子さんの様子からは、過分泌が進んでいるのかもしれません。
お子さんの様子が変化した正確な理由は判断できませんが、今のやり方が合っていないと仮定して、コメントさせていただきます。
- まずは、基本の赤ちゃん主導の授乳を試されるといいかもしれません。その際、生産量が落ち着くまでは、常に左は溜まったままですっきりしないかもしれませんが、それでいいと思います。
- 赤ちゃん主導の授乳を数日試して改善しなければ、「左右差をつけた時間割授乳」をされてみるといいかもしれません。たとえば、左の生産量が多い場合は、「左2時間-右4時間」などのように、【右を重点的に授乳し、左を溜まったままにしておく時間を長くする】と、左の生産量を抑える効果が期待できます。
- 授乳中の女性の食事は、※妊娠中・授乳中の食事に、食べると良い食材のグループが載っています。○○は食べちゃだめ、というのは、どちらかというとおまじないに近い習慣のように思います。一番重要なのは、必要な栄養を十分に摂りましょう、ということですね。
早々にご回答頂いたにも関わらずお返事が遅くなり、申し訳ございません。
その後、右乳首に白斑ができたり、モントゴメリー腺が炎症を起こすなどのトラブルに見舞われ、赤ちゃん主導の授乳に自信が持てなくなっておりました。
ポジショニングが悪い為、片側長時間(30分以上)の授乳になり、上記のトラブルに発展したのだと思います。
ポジショニングに注意しながら赤ちゃん主導の授乳を続け、おかげさまで左右の乳房のハリは落ち着きました。
ありがとうございます。
うんちの回数もだいぶ落ち着いてきました。
大人でも食べ過ぎたときはうんちの回数が増えるので、いつもよりうんちが多いときは多く飲んだのかな?とあまり気にしないようになりました。
追加で質問がありますのでお手数ですが、お返事頂けますと幸いです。
- しっかりと起きているときは、片側30分以内に満足しておっぱいから口を離すのですが、おっぱいを吸いながら眠りに入るときはおしゃぶりのようにいつまでも吸い続け(30分以上)、私が疲れてしまい、乳首から外してしまいます。寝ているので、この場合は赤ちゃん主導の授乳に反しますが、授乳をストップさせてもいいのでしょうか?
- あまりに長い時間同じ乳首を吸われていると、やはり痛みがはしることがあります。ポジショニングの問題もあるかもしれませんが、皮膚の弱さで痛みが生じるということはないのでしょうか?
※赤ちゃんがうまくおっぱいに吸着できないと、乳房の痛みの原因になりやすいです。ポジショニングに詳しい情報が載っています。
経過報告ありがとうございます。過分泌は治まってきたんですね。
基本は赤ちゃん主導の授乳にしておけばいいんだということを知った上で、実際は、その時々の都合でできないことも、当然あるんじゃないかなと思います。
それを前提に、やはりまだポジショニングに改善の余地があるように思われます。
たとえばアトピーや傷などで皮膚が弱い場合もあるかもしれませんが、基本的には「痛い=やり方に問題がある」と考えます。
赤ちゃんのポジショニングと自分の姿勢をそれぞれチェックすれば、もう少し楽になれるポイントがありそうな気がします。【レイドバック法】なども参考にされてみてくださいね。
母乳過多の原因や対処法についての記事一覧は、母乳過多から見ることができます。
他の方の体験談は、経験談(母乳過多)から見ることができます。コメントする前に、似たような経験談が載っていないか探してみてくださいね。
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