母子の健康の評価と対処方法まとめ|専門家向け

産後、乳幼児の栄養法や母親の状態を評価し、管理するためのWHOのガイドラインです。

WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」

5章 乳幼児の栄養法の継続的支援

5.5 問題を管理し、良い栄養法を実践するための支援

通常、評価の結果は、母子の状況と、管理方法に従って、分類します。

15に必要な行動についてのカテゴリーを3つにまとめています。

それぞれ「ただちに受診が必要な場合」「問題点と悪いやり方を解消する手助けをし、必要に応じて受診させる場合」「良い栄養法を続けるためにサポートする場合」と名付けています。

 

15 乳幼児の栄養法の評価と分類

 

<状況を評価する>

①子どもの成長を評価する

今までどのように栄養法を行ってきたかをチェックする

授乳の様子を観察する

子どもの健康母親の状態を評価する

 

<ただちに受診が必要な場合>

子どもが以下に当てはまる場合

  • 意識がない、またはぐったりしている
  • 深刻な栄養失調である
  • 飲み物や食べ物を何も受け付けない
  • 乳房への吸着の仕方の介助をしても、直母ができない
  • 飲食後、大量に嘔吐する

 

<問題点と悪いやり方を解消する手助けをし、必要に応じて受診させる場合>

このような徴候があった場合

  • 成長のつまずき
  • 月齢に対して体重が低い
  • 乳房への吸着の仕方や、授乳時間や間隔がよくない
  • 月齢6カ月未満の赤ちゃんに母乳以外のものを与えている
  • 乳房の状態
  • 授乳に困難を感じる
  • 補完食の与え方が適切でない
  • お母さんがHIV/AIDSのような健康の問題を抱えている
  • 家族計画について何も考えていない

 

<良い栄養法を続けるためにサポートする場合>

このような場合

  • 順調に成長している
  • 良いやり方で、母乳のみで育てられている(月齢6カ月未満の赤ちゃん)
  • 母乳育児を続けている(6-23カ月の子ども)
  • 正しいやり方で補完食を与えている(6-23カ月の子ども)
  • 子どもが健康的である
  • お母さんも健康的である
  • 適切な家族計画が考えられている

 

詳しくはリンク先に書いてあります。

リンクのないものは、次から記事にしていきます。

2017/4/10更新

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