最短5分!職場で超効率よく搾乳する方法

母乳育児と仕事を両立したいと思っても、職場で搾乳する時の3大障壁「時間がない」「場所がない」「保存設備がない」が立ちはだかります。
そんな職場の理解や環境が十分じゃない状況でも、仕事復帰後も母乳育児を続けたい(搾乳を利用したい)場合の、ややサバイバルな方法の紹介です。
<出勤前の準備>
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服装
最も搾乳しやすい服装は、授乳服です。
慣れるまで、特に最初の数日は、授乳服で出勤されることをお勧めします。
ワンピースなど丈の長いトップスは、搾乳に慣れるまでは避けた方がいいかもしれません。
職場での搾乳に慣れれば、わりとどんな格好でも平気になります。
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搾乳器
オキシトシン反射が強めな人以外は、手で搾乳するより搾乳器で搾乳する方が効率がいいかもしれません。
①自宅で、組み立てた搾乳器と、ボトル用のフタを新しいポリ袋に入れて、口を結んでおきます。
<職場でやること>
②搾乳する直前に、ポリ袋①から搾乳器を出して、搾乳する(適当な場所がないならトイレの個室でもいい)
③搾乳器からボトルを取り外して、フタをする(室温のまま家まで運ぶ。搾乳して8時間以内に冷凍する)
④搾乳器本体は水ですすいで、ポリ袋①に回収し、口を結ぶ
以上です!これなら、5分くらいあれば、両胸をある程度搾乳できると思います。
【搾乳はコツが必要】
搾乳は、慣れも必要ですが、コツもあります。スムーズに搾乳するためには、【たった1分のコツで搾乳量を倍にする方法】もチェックしてみてください。
その他、【外出先・仕事先からの搾乳の持ち運び方(裏ワザ)】を始めとして、タグ#搾乳で、搾乳の基礎知識や裏ワザなどの、役に立つ情報を得ることができます。
書籍「ちょっと理系な育児(母乳育児編)」にも、母乳育児を快適にするためのヒントが盛りだくさんです。
<保存>
⑤自宅で、ボトルの母乳を母乳パックに移して冷凍します(もし母乳の成分が分離していたら、軽く振って全部回収する)。
⑥搾乳器は石鹸で洗って、完全に乾かします。
<sumireの経験談>
復帰初日は、ワタワタしたりもたついたり、オキシトシン反射もなかなか起こらないトラブルがあったりしながら、手動の搾乳器を使ってトータル30分ほどかかりました。
道具の準備や、いつもと違う環境での作業や、様々な手順に慣れると、15分くらい(私は搾乳器の組み立てから母乳パックへの移し替えまでを、その場でやっていた)。
同じようなタイミング・条件で搾乳した場合でも、自分の精神状態や疲労状態によって、搾乳できる量は全然違いました。
制度的には、1歳までの育児休暇や育児時間などもありますが、実際に利用できるかとなると、話は別!なのが現実です。自分の子どもは、今この限られた環境と設備で育てるしかないので、使えるものはなんでも利用しつつ、柔軟に生き抜きましょう。
現実的に母乳育児が余裕を持って続けられる環境が整い、この記事が不要になることを願います!
2017/5/13更新
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