不安神経症と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO
WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、不安神経症や睡眠障害などの治療に使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかの説明です。
WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」
24. 心理療法薬
24.3 全般性不安障害・睡眠障害に用いられる薬
●ジアゼパム
商品名:セルシン、ホリゾン、など
単一用量の場合は授乳と両立できます。可能なら、繰り返し投与するのは避けましょう。
赤ちゃんに傾眠がみられないか観察しましょう。短時間作用型ベンゾジアゼピン系薬剤が好ましいです(※)
※オキサゼパムやロラゼパムなどの、短時間作用型ベンゾジアゼピン系薬剤が適しています。しかし、これらは必須医薬品リストには載っていません。
安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方
同じカテゴリーのその他の薬剤はこちらから→※心理療法目次
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。