非オピオイド系鎮痛剤と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO
WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、非オピオイド系の鎮痛剤が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。
WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」
2. 鎮痛剤・解熱剤・非ステロイド系抗炎症薬・痛風治療薬・リウマチ性疾患用緩和薬剤
2.1 非オピオイド系鎮痛剤(解熱剤)・非ステロイド系抗炎症薬剤
一般情報:イブプロフェン・パラセタモール/アセトアミノフェンは、授乳中の安全性についての証拠文献が、最も優れています。
●イブプロフェン
商品名:ブルフェン、など
授乳と両立できます。
●パラセタモール/アセトアミノフェン
商品名:カロナール、など
授乳と両立できます。
●アセチルサリチル酸/アスピリン
商品名:アスピリン、バイアスピリン錠、など
時々服用する場合は、授乳と両立できます。可能なら、長期服用は避けましょう。
赤ちゃんに副作用が出ないか観察しましょう(溶血・出血時間延長・代謝性アシドーシス)。
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