WHOガイドラインを読むときのちょっとしたルール

WHOのガイドラインを翻訳公開するにあたって、注意事項をまとめます。
1.文章中に(1)など数字が出てきます。
これは、原文に載っている、参考文献一覧の番号に対応しています。
原文中に、章(Session)ごとに最後のページに載っています。
※つまり、第1章の(1)と第2章の(1)は別の論文です。
もっと詳しく知りたいと思った内容、どんな根拠でそう結論付けたの?と思った内容は、随時、参考文献も追加で読んで解説していきます。
2.このブログのリンク・紹介・引用はご自由にどうぞ(^^)
ただ、文章や画像などの著作権はsumireに帰属します。
記事内容を引用するときには、ブログタイトル(“ちょっと理系な育児”)と該当記事のURLを、一緒に載せてくださるようお願いします。
●参照元の記載例
- 訳文引用元:ちょっと理系な育児[WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」目次①章 ]
- 訳文引用元:ちょっと理系な育児(https://rikei-ikuji.com/?p=2722)
- 参照:ちょっと理系な育児(https://rikei-ikuji.com/?p=2722)
など。
3.WHOの原文訳は枠で囲んで、私のコメントとは区別して載せます。
お母さん向けのブログなので、WHOの文章をより分かりやすくするために、コメントを付けることがあります。
4.より分かりやすくするために、随時更新します
意味が分からない、これについてもっと知りたい、携帯から読みにくい、などがあれば教えてください。
対応可能な範囲で、できるだけ分かりやすくしていきたいです。
2015/10/5更新
コメント
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はじめまして、千葉市内で小児科の看護師として働いています、2児の母親です。
第1子の出産後、母乳育児の情報、困難さに翻弄されて、自分なりに正しいと思う会や人々に出会ってきました。
私は既に母乳育児は卒業していますが、入院されてくる赤ちゃんや、お母さんが母乳に関して様々な問題を抱えていることに、なんとか支援したいと考え、細々と学習を継続しています。そんな中で、このブログに出会いました。毎回、うなってしまい、惚れ惚れしています。
今回、病棟の同僚と看護研究を行うこととなり、病棟での母乳育児支援について考えたみたいと思っています。病棟では赤ちゃんが突然病気になって、おっぱいをあげられず、途方にくれるお母さんや、おっぱいが緊満して痛みに耐えているお母さんも目にします。母乳に関して理解しているスタッフは極々限られており、私たち医療従事者のちから不足は否めません。少しでも改善するべく、今回の研究を通して、スタッフの意識が変化し、母乳育児支援が充実するきっかけになったらと考えています。
sumireさんのこのブログのWHOの翻訳や、コメントなど、病棟の学習会に役立てたいと考えています。もちろん、引用させていただく場合は、失礼の無いようにしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
いつも読んでいただき、またご丁寧なコメントまで、ありがとうございます(^^)
ぜひ、どんどん使ってくださいませ。
WHOのガイドラインは一般のお母さんに直接役立つ内容も多いですが、プロ向けの話も多いので、こうやってお役に立てるなら翻訳していてよかった!と思います。
お母さん目線なコメントがたびたびあるかもしれませんが(^o^;)
内容や形式などについて、なにかリクエストあればいつでもおっしゃってください。
できるところで協力させていただきます^o^
はじめまして、企業で働く保健師です。
とても良くできているブログなので驚くとともに
「ご本になっていらっしゃるんだ」という今更ながら納得してしまいました。
しかもwhoのガイドラインであればエビデンスもしっかりとしているはずですね。
今回は、突然ですがお願いがございます。
もし、できましたら当社が作る
健康お役情報のリンク集にバナーリンクを貼付させていただけないでしょうか。
もっと、皆さんにみていただきたいサイトです。
不躾なお願いにて大変恐縮ではございますが
一度ご検討いただきたく
よろしくお願いいたします。
ブログ内ですので、詳細を記載できずに
大変申し訳ございません。
はじめまして。
企業HPに、ブログリンクを貼りたいということでしょうか?もちろん大丈夫です!ご丁寧にありがとうございます。
『ちょっと理系な育児~』本をしばしば紹介させていただいています。桶谷式で出張専門で開業している助産師です。
WHOガイドラインを丁寧に分かりやすく伝えて下さり、感謝でいっぱいです。
桶谷式のイメージが人によって差があるかもしれませんが、WHOガイドラインに基づき、ラクテーションも学び、お伝えしたいところは同じだと思います(お母さん方からも「この本桶谷式と同じことを言ってますね」と言われます)
本の中でマッサージは推奨していないようですが、乳腺炎はじめ乳房トラブルの改善や分泌増加にも後付けで理論が付いてきており、また経験上改善しています。
産後訪問の半分以上が直接授乳困難であり、産後困っているお母さま方に伝えたいことがたくさんあります。
行政の保健師さんも母乳育児→育児疲労→虐待に繋がると思われている方もいたり。お母さん方も夜はパパにミルクあげてもらいシフト制育児等という方も増えてきました。
母乳育児が産後うつ予防につながることも名言されて(特別な場合を除いて)いますし、母乳育児になって眠剤が不要になったというお母さんもいらっしゃいます。
助産師が統一した指針で産後の授乳に臨めていない現実はあり、医療従事者でないsumireさんがここまで発信して下さったことに敬意をお伝えしたく。
sumireさんの講演会等ありましたら参加したい気持ちです。応援しています!
コメントと熱い応援ありがとうございます!
母乳育児そのものの大変さと、いったん困難な状況になってからスタートする母乳育児の(本来は不要な)大変さがあると思いますが、その区別がつかない専門家によって、また迷えるお母さんが誕生してしまう負のスパイラルがありますよね。
乳房マッサージについては、乳腺炎のように乳汁を外に出すことが症状改善に役立つことや、母乳不足と思い込んでいる女性の目の前で母乳を出すことで自信につながった例などは存じております。
講演の話は時々いただくのですが、人前に出るのが苦手なので現時点ではひっそりやらせていただいています。今後も、書籍はたまに出すかもしれません。
気が変わって人前に出ることが今後ありましたら、その時はよろしくお願いいたします。