利尿剤と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO
WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、利尿剤として用いられる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。
WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」
16. 利尿剤
一般情報:短時間作用型のチアジド系(サイアザイド系)利尿剤の大量投与、ループ系利尿剤や超時間作用型のチアジド系利尿剤の通常量投与を行うと、母乳の生産を阻害する可能性があるので、可能なら避けましょう。
●スピロノラクトン
商品名:アルダクトンA
授乳と両立できます。
●フロセミド
商品名:ラシックス、オイテンシン、など
可能なら避けましょう。母乳の分泌を阻害する可能性があります。
●ヒドロクロロチアジド
商品名:ニュートライド、など
可能なら避けましょう。母乳の分泌を阻害する可能性があります。
●アミロライド
可能なら避けましょう。母乳の分泌を阻害する可能性があります。
相補薬
●マンニトール (C)
授乳と両立できます。
相補薬・
安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方
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