抗がん治療と母乳育児①|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、抗ガン治療に使われる抗がん剤が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

8. 抗悪性腫瘍薬・免疫抑制剤と対症療法のための薬剤

 

一般情報:このカテゴリー内の薬剤をお母さんが服用しなければいけない場合、授乳禁忌となります。

 

8.2 細胞傷害性薬剤

●ホリナートカルシウム

商品名・ロイコボリン、ユーゼル

授乳と両立できます。

 

●クロラムブシル/ クロランブシル/ クロラムブチル

可能なら避けましょう。

 

●アスパラギナーゼ

授乳は避けましょう。

 

●ブレオマイシン

授乳は避けましょう。

 

●クロルメチン

授乳は避けましょう。

 

●シスプラチン

商品名:ランダ

授乳は避けましょう。

 

●シクロホスファミド/ シクロフォスファミド

商品名:エンドキサン

授乳は避けましょう。

 

●シタラビン

授乳は避けましょう。

 

●ダカルバジン

授乳は避けましょう。

 

●ダクチノマイシン

授乳は避けましょう。

 

●ダウノルビシン

授乳は避けましょう。

 

●ドキソルビシン

商品名:アドリアシン

授乳は避けましょう。

 

●エトポシド

商品名:ラステット、ベプシド

授乳は避けましょう。

 

●フルオロウラシル

商品名:5-FU

授乳は避けましょう。

 

●レバミソール/ レバミゾール

授乳は避けましょう。

 

●メルカプトプリン

商品名:ロイケリン

授乳は避けましょう。

 

●メトトレキサート/ メソトレキセート/ メトトレキセート/ メソトレキサート

商品名:リウマトレックス、メトレート

授乳は避けましょう。

 

●プロカルバジン

授乳は避けましょう。

 

●ビンブラスチン

商品名:エクザール

授乳は避けましょう。

 

●ビンクリスチン

商品名:オンコビン

授乳は避けましょう。

 

安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方

同じカテゴリーのその他の薬剤はこちらから→※抗がん剤目次

目次に戻る→※「母乳育児と母親の薬物療法」WHO必須医薬品リスト第11版|目次

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

理系育児オススメ記事

ページ上部へ戻る