栄養法の統計学の話
国家規模で栄養法を評価するための、WHOによる「数の数え方」についての話です。
WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」
第9章 政策・医療制度・地域活動
9.4 効果的な介入の適用範囲の進捗状況の評価
2008年に、WHOとそのパートナーは乳幼児の栄養法のやり方を評価するための指標群を発行しました(20)。
その指標は、人口保健調査(DHS)や複数指標クラスター(MICS)のような、大規模な人口調査で用いられるためのものです。
これから、母乳で育つ子どもの補完食の指導原則(21)と、母乳を飲んでいない月齢6-23カ月の子どもの栄養法の指導原則(22)に従った、適切な乳幼児の栄養法の重要なポイントに関する情報を得ることができます。
核となる指標とその定義を要約したものを添付資料4にリストアップしています。
人口ベースの適用範囲のデータに加えて、医療施設での質の高いケアの定期評価(23)と“グローバル戦略”に明確に定められた使用上の対象者に到達する過程の定期評価も、効果的な栄養法の介入を受けられる乳幼児の割合を増やすためには、重要なことなのです(24)。
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