【告知】手抜きな離乳食は子どもにとって良くない?10ヶ月

ママスタセレクトさんとのコラボ企画第2回目は、離乳食の手抜き問題について書かせていただきました。
「SNS等で見かけるような、手の込んだ離乳食とはほど遠い我が食卓は、ダメなのかな?」
…ネットを利用していると、誰しもが一度は経験する悩みかもしれません。
「子どもにとって良い料理とは?」に注目して、WHOガイドラインを例に解説しています。
引き続き、離乳食についての疑問・質問も募集しています。
詳細は記事をご覧ください!
コメント
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初めまして。6ヶ月の娘をもつ母親です。
いつも拝読して、おかげさまで母乳育児か軌道に乗り、大変感謝しております。
さて、今日は質問させていただきたいことがあります。
離乳食への電子レンジの使用についてです。
育児本やレシピ本を見ていると頻繁に使用されていますが、インターネット上で電子レンジの危険性を指摘する記事を読み、我が家では使用を控えているのが現状です。
電子レンジの使用について、sumireさんはどうお考えでしょうか。お忙しい所恐縮ですが、ご解答いただけましたら幸いです。
コメントありがとうございます。少しでもお役に立てたら幸いです。
さて、私が考える電子レンジのリスクとは、「加えるエネルギーが大きいから、分子構造が強固でない栄養素はその効果を失うかもしれない」でしょうか。
それでも全てゼロになるとは考えにくく、便利さなどのメリットの方が上回ることが多いかな、という感じです。
電子レンジについて何を心配されていらっしゃるかが私には分からないので、期待した答えと違うかもしれませんが、参考になるでしょうか。
いろんな情報があふれていて、いろいろ考え出すときりがないですが、常に「自分たちが心地よいかどうか」を、情報を採用するかの判断基準にしてみてもいいかもしれませんね(いくら「一般的に良い」と言われても、自分たちが心地よくなければ、それは自分たちにとっては良くない情報ですから)。
お忙しい中、早速のお返事をありがとうございます。
説明不足の点があり、失礼しました。
私が心配しているのは、食べ物に電磁波が残っており体内に取り込むことで健康を損なうとか、マイクロ波によって食べ物が人体に有害なものに変化するということです。
その説を否定する記事も見つけるのですが、理科に弱い頭でいくら考えても心配は払拭できず…
栄養素が効果を失うおそれはあっても、有害なものに変わるというのはさすがに嘘でしょうか。
なるほど、そんな風に言われたら子どもの体を傷つけるような成分が混入してしまうんじゃないかと心配になってしまいますよね。
まず、「電磁波」というのは、「音波」と同じで、機械が止まれば、すぐ消えてなくなります。
イメージとしては、私たちが「こんにちは」と言うと、その時は「音波」という形で声がその場に現れますが、しゃべり終わったらすぐに消えてしまいますよね、それと同じようなことです。
マイクロ波が原因で人体に有害なものができる可能性…たとえば、「焦げ」のような酸化反応は、人体に良いとは言えないかもしれませんね。
しかし、火の調理でできた「焦げ」と、マイクロ波の調理でできた「焦げ」は、どちらも食材の炭素などが酸素と結合したものであり、成分的に違いはないと考えられます。
また、「焦げ」がどのくらい有害かという程度問題を考えても、日常的な食事の範囲で、あきらかに食事が原因の害を生じさせることは難しいんじゃないかなと思います。
レンジも火の調理も、その目的は「食材の分子を激しく振動させること」でどちらも同じなので、レンジだけが有害なものを発生させるとは考えにくいです。
理科が得意であっても苦手であっても、「これは実は危ないよ」と言われて、それを「そんなことない!」と否定することは、普通はなかなかできないんじゃないかなと思います。
しかし、「多少の・本当かどうか分からない」有害性を避け続けるよりも、「楽しく暮らす」ことの方が、長期的に見ると圧倒的に健康に良い影響を与えることができると考えられます。
なので、「不安になるような情報は見ないことを頑張る」のも一つの手かもしれません。
ずっと難しくてわからなかったのに、sumireさんのご説明だとすっとイメージできて、感動しています。分かり易くご説明くださりありがとうございます。
本当に、いろんな情報に振り回されて、ただでさえてんてこ舞いの育児がさらにてんてこ舞いに…
おっしゃる通り、情報を上手に取捨選択して、目の前の子と向き合う時間を大切にしたいと思います。
見ず知らずの者に、ご親切に対応くださり、本当にありがとうございます。これからも応援しています。
いろんな情報があふれていますし、子どもに直接関係するとなると気になりますよね。おっしゃるように、「いろんな情報を受け取った上で取捨選択する」というのは、理想的です。
とはいえ、人間は、危険信号により強く反応する本能があるようなので、実際は難しいんじゃないかとも思うのです。
なので、「不安をあおるようなことばかり書いてあるサイトや本は見ない」というのが、実践的で、効果が高い方法かも?しれません。