制吐剤と母乳育児|授乳OKな薬・NGな薬|WHO

WHOが発表している、「授乳中に飲める薬と飲めない薬」の一覧表のうち、吐き気などの治療に使われる薬が、授乳にどのような影響を与えるかのリストです。

 

WHO必須医薬品リスト第11版「母乳育児と母親の薬物療法」

 17. 消化器系薬剤

17.2 制吐剤

 

●メトクロプラミド

商品名:プリンペラン

可能なら避けましょう。

長期間服用した時の副作用に関するデータは十分にありません(動物実験で、新生仔に神経発生異常が起こる可能性あり)。

母乳の生産を増やす作用があります。

 

●プロメタジン

商品名:ピレチア錠、ヒベルナ

単一用量の場合は授乳と両立できます。

可能なら、繰り返し投与するのは避けましょう。

赤ちゃんに傾眠がみられないか観察しましょう。

 

安全性の分類方法を詳しく知りたい→※一覧表の使い方

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